そらち炭鉱(やま)の記憶をめぐる 地球のドラマを体験 一泊コース

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1泊2日で時空を超える。恐竜・アンモナイトの時代、白亜紀を訪ねる旅。

cp4b_3.jpgはるか1億年前をたっぷり楽しんでくるという、贅沢かつ悠久の旅路。

アンモナイトの三笠市幾春別を起点に、芦別・赤平を経て滝川まで、白亜紀と古第三紀を行ったり来たり。
これまで何気なく眺めていた山肌や崖が、この地におこった地殻変動を雄弁に語り出す。

空知エリアは、地球のドラマに満ちている。

※詳細な地図はこちらをご覧ください。(PDFファイル:639KB)

経路

岩見沢→→道央道→→三笠IC→→ root116.gif→→三笠市街→→ root116.gif→→幾春別→→ root116.gif→→三笠市立博物館→→ root116.gif→→湯の元温泉(泊)→→ root116.gif→→桂沢湖→→ root452.gif→→三段滝→→ root452.gifroot38.gif→→道の駅・スタープラザ芦別→→ root38.gif→→空知川左岸石炭露頭→→ root38.gif→→滝川市美術自然史館

1日目

10:00 三笠IC~三笠市街~幾春別(昼食)

札幌から高速道央道で岩見沢を経由し、三笠ICで降りる。道道116号で三笠市街を抜け、幾春別・桂沢湖方面へ。幾春別のまちが近づくと、巨大な「住友奔別炭鉱立坑」が見えてくる。1960(昭和35)年に建築された立坑櫓で、高さ約51m、立坑内径6.4m、深さ750mを誇る、東洋一と呼ばれた立坑だ。今でもこの地域のランドマークとして、その威容を望むことができる。幾春別市街で昼食。このまちには、そば、定食など知る人ぞ知る名店あり。

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13:00 三笠市立博物館

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幾春別市街から道道116号を桂沢方面へ向かってすぐに三笠市立博物館に到着。国内でも随一のアンモナイト化石コレクションで有名な博物館だ。本日はここで、よく学び、よく遊ぼう。まずは、博物館の前庭に置かれている岩の塊に注目。桂沢ダム付近の採石場から運ばれた白亜紀(約9000万年前)のこれらの岩には、よく観察すると貝の化石が含まれているものがある。白亜紀の海を思い描きながら、博物館の中へ。

出迎えてくれるのは、おびただしい数のアンモナイト群だ。約1mサイズのアンモナイトは、直接手で触れることができる。さらに恐竜アロサウルスの全身骨格標本、天然記念物である海生爬虫類エゾミカサリュウの化石が展示されている。この博物館の収蔵品は3000点以上。「化石の博物館」とも呼ばれ、白亜紀に一気にタイムスリップすることができる。

白亜紀を探検したあとは、野外博物館へ。三笠市の豊かな自然を知ることができる屋根のない博物館だ。森林鉄道の軌道跡を整備した全長1200mの遊歩道でいろいろな地層や植物を間近で観察することができる貴重な場所。ここでは、地殻変動で垂直に隆起した地層や石炭層などを見ることができる。
(※道内に残存する最古の立坑櫓「北炭幾春別炭鉱錦立坑櫓」も必見)

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15:00 湯の元温泉(泊)

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博物館から桂沢湖方面へ。車で5分ほどで本日のお宿、山あいの一軒宿「湯の元温泉」に到着。泉質は、単純硫黄。効能は、神経痛・関節痛など。合鴨鍋が名物だ。時間があったら夕暮れの桂沢湖へ。

桂沢湖
桂沢湖は1957(昭和32)年の桂沢ダム完成によりできた人造湖。湖の周囲は62kmあり、原始林にかこまれ、道立自然公園に指定されている。湖畔には、宿泊施設・公園・キャンプ場・テニスコートが整備され、四季を通じて訪れる人が多い人気のスポット。また、桂沢湖周辺は化石の宝庫としても有名で、この地で発見されたアンモナイトやその頃の化石が、市立博物館に展示されている。

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2日目

10:30 三段滝

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湯の元温泉から道道116号を桂沢湖方面へ。国道452号との交差点を直進し芦別方面へ。芦別森林鉄道の廃線跡に沿って走るので、道中、芦別川の中に残るコンクリート橋脚を見ることができる。分岐から約20kmで三段滝パーキング着。シーズン中は地元の山菜や野菜を販売する売店も設置。駐車場から遊歩道を芦別川の方に降りていくと、激流が三段の岩盤(白亜紀地層)を豪快に流れ落ちている。特に雪解けシーズンは壮観。

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12:00 道の駅・スタープラザ芦別(昼食)

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再び国道452号を芦別方面へ。頼城のまちを抜けた交差点で、芦別市街方面へ左折。炭山川を渡るときに左手に注目。国の登録有形文化財に登録されている旧三井芦別鉄道の炭山川橋梁と鉄道車両が見える。芦別の市街地を抜け「星の降る里大橋」方面へ向かうと、道の駅・スタープラザ芦別だ。物産販売コーナーのほか、5月からは新鮮な農産物などを販売する「かあちゃん市」も登場。本日は、2Fのレストランで空知川を眺めながら食事を楽しもう。おすすめは、芦別名物「がたたんラーメン」。

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14:00 空知川左岸石炭露頭

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芦別バイパスから国道38号を赤平方面へ。赤平バイパスで百戸橋を渡って最初の道路を左折、渡船場線を約1.5km進むと(途中まで車で行けるが、徒歩で5分ほど行く)、空知川の対岸越しに褶曲した地層を見ることができる。この地層は古第三紀の赤平層で、厚さ数m以上の石炭層を挟んでいる。それにしても、この地層のうねり! 空知川の岸辺で地球のドラマを垣間見る。ここは、松浦武四郎が空知川を探検した際に赤平で石炭を最初に発見した場所としても知られる。
※褶曲(しゅうきょく): 地層の側方から大きな力がかかった際に、地層が曲がりくねるように変形する現象。プレートの移動などで長時間強い力を受け続けることで形成される。地震の力によって短時間で形成される場合もある。

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15:00 滝川市美術自然史館

旅の締めくくりは、タキカワカイギュウで有名な滝川市美術自然史館へ。赤平バイパスへ戻り、国道38号を滝川方面へ。滝川市街手前で国道12号(滝川バイパス)との交差点を直進。東町1丁目の信号を左折し、700mほどで到着。1980(昭和55)年に空知川の河床で発見された新第三紀・500万年前のカイギュウ化石に会える。タキカワカイギュウは、日本で寒冷に適応したカイギュウが独自に進化したことを明らかにした貴重な化石として、1984(昭和59)年に北海道天然記念物に指定された。
ここで太古のドラマとお別れ、現代の帰路に着くとしよう。道央道で高速帰還もよし、国道12号沿いの「すながわスイートロード」の寄り道も楽しみだ。

(参考文献:改訂版空知の自然を歩く/北海道大学図書刊行会)


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