「世界エイズデー」について

「世界エイズデー」について

12月1日は「世界エイズデー」です

 世界保健機関(WHO)は、1988年に世界的レベルでのエイズまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的として、12月1日を”World AIDS Day"(世界エイズデー)と定め、エイズに関する啓発活動等の実施を提唱してきました。
 1996年から、WHOに代わって、国連のエイズ対策の総合調整を行うこととなった国連合同エイズ計画(UNAIDS)もこの活動を継承し、本年で36回目の「世界エイズデー」を迎えます。

令和5年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマについて

 今年度のテーマは、

「あなたが変わればエイズのイメージが変わる。UPDATE HIV!」です。

 これまでHIV/エイズに対して様々な取組がなされてきました。
 治療法の進歩によりHIV陽性者の予後が改善された結果、HIV陽性者は感染の早期把握、治療の早期開始・継続によりエイズの発症を防ぐことができ、HIVに感染していない人と同等の生活を送ることが期待できるようになりました。また、治療を継続して体内のウイルス量が減少すれば、HIVに感染している人からほかの人への感染リスクが大きく低下することも確認されています。
 治療の進歩でHIV陽性者の生活は大きく変わり、HIV感染の予防にもその進歩に支えられた様々な選択肢が用意されるようになりました。しかし、現状はそうした変化が正確な情報として十分に伝わっているとは言えず、有効な治療方法がなく死に至る病であった時代の認識にとどまっている場合が少なくありません。HIV/エイズに対する社会的な関心が低下したことで、かつて広がったHIV感染への偏見や差別の意識がUPDATE(更新)されないままになっており、そのことがHIV感染を心配する人たちを検査や治療から遠ざけ、また、差別や偏見を招く要因の一つとなっているとも言われています。
 今年度の「世界エイズデー」キャンペーンテーマは、社会を構成する一人一人の「あなた」に呼びかけるメッセージとなりました。一人でも多くの人がHIV/エイズのことを自分の事として捉え、HIV/エイズに関する検査や治療、支援などの知識を身に着ける契機とし、最新の知識の普及を通じて、HIV検査の受検促進や差別・偏見の解消つなげていきたいという願いがあります。

令和5年度世界エイズデーポスター

検査について

保健所ではHIV(エイズ)や肝炎ウイルス、梅毒の検査を実施しております(梅毒のみ匿名不可・有料)。
検査結果は当日お伝えします。3種類(HIV・肝炎ウイルス・梅毒)同時に検査を受けることも可能です。
詳しくは、下記のページをご参照ください。

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空知総合振興局保健環境部滝川地域保健室(滝川保健所)健康推進課

〒073-0023滝川市緑町2丁目3-31

電話:
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Fax:
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