空知の木育の取り組み
トドマツの枝打ち体験
令和5年6月16日(金)、夕張市立ゆうばり小学校4年生の子ども達と一緒に、トドマツの枝打ち体験を実施しました。(夕張市冷水山)
今回の体験は木育の普及を目的としたもので、枝打ちとは何かや、森や私たちの暮らしにどのような効果があるのかを説明した上で、枝打ちを体験してもらいました。
・真剣に話しを聴く子どもたち
・高いところの枝打ち
・ヤニ取りもしっかり!
岩見沢農業高等学校インターンシップ実習
令和5年6月27日(火)、岩見沢農業高等学校のインターンシップ実習の一環で、木育講座・箸作りを実施しました。(岩見沢市)
木育講座では、「木育」とは何かや、木育が目指す人づくり・社会について説明し、道が展開する木育の取組事例を紹介しました。
箸作りでは、サクラ・ヒノキ・キハダ・イタヤカエデの箸材から選んでもらい、カンナがけ、ヤスリがけしてもらう中で、それぞれの木目や堅さ・香りを感じてもらいました。
・木育講座
・カンナがけ
・ヤスリがけ
エゾヤマザクラの種取り事業
令和5年6月30日(金)、北竜町立真竜小学校3年生の子ども達と一緒に、エゾヤマザクラの種取り事業を実施しました。(北竜町金比羅公園)
本事業は毎年、同校の3年生が実施しているもので、自分たちが卒業する時に記念植樹する苗木を育てる取組です。
・種取り
・種出し、乾燥
・播種
・水やり
・過去に先輩が植えたエゾヤマザクラへ施肥
苗木の床替え&木工教室
令和5年8月6日(日)、リバーネット21ながぬま主催で、ながぬま緑の少年団と一緒に苗木の床替えを実施しました。(長沼町)
リバーネット21ながぬまでは、毎年、千歳川河畔林の緑の保全と風水害防止を目的に、千歳川沿いへの植樹を実施しています。
今回の取組は、植樹する苗木の床替えを実施したものです。
また、併せて、子ども達の夏休み自由研究の場を提供するため、木工教室が開催されました。
木工教室では、箸・コースター・コマ作りのほか、イタドリの笛が作成されました。
・苗木の床替え
・マイ箸づくり
・コマづくり
・コースターづくり
・イタドリの笛づくり
アカエゾマツの枝打ち体験
令和5年9月6日(水)、深川市立一已小学校の子ども達と一緒に、アカエゾマツの枝打ち体験を実施しました(深川市)。
本取組は、空知地区指導林家連絡協議会の主催で毎年開催されており、子ども達に枝打ちを体験してもらうことを通じて、森林保全の大切さや苦労を学ぶとともに、豊かな森林を守り育て未来へ引き継いでいく意識を醸成することを目的としています。
・開会の挨拶
・手ノコの説明を熱心に聴く子ども達
・枝打ちの様子
・除伐もしました
・閉会の挨拶
・森林教室
令和5年9月26日(火)、深川市立深川小学校4年生の子ども達と一緒に、森林教室を実施しました(深川市グリーンパーク21)。
本取組は、空知地区指導林家連絡協議会の主催で毎年開催されており、小学校周辺の自然を活用し観察力を養うとともに、森林と人とのつながりについて楽しみながら学習することを目的としています。
公園内にあるイチイ・ハルニレ・エゾヤマザクラ・シラカンバ・カツラ・イタヤカエデの各樹種の説明を受けながら、子ども達が観て触って、じっくりと観察していました。
・開会式
・イチイの観察
・エゾヤマザクラの観察
・シラカンバの観察
・森林教室
令和5年10月4日(水)、芦別市高齢者大学の学生を対象に森林教室を行いました(芦別市旭ヶ丘公園)。
本取組は、芦別市教育委員会の主催で毎年開催されており、森林散策を通じて芦別市の森林を観察することで、心身の健康を図るとともに、市の森林に対する理解を深めることを目的としています。
・イタヤカエデ(語源:たくさんの葉が茂り、板で作られた屋根に見えることから「板屋」、葉がカエルの手に似ていることから「カエデ」)
・ハルニレに巻き付くツタウルシ(触るとひどくかぶれるため、要注意)
・チョウセンゴヨウに成っている「まつぼっくり」(中から松の実が採れ、炒めたりして食べることが出来る。リスの好物)
芦別林産フェスティバル「元気森森まつり」協賛植樹祭
令和5年10月24日(火)、芦別市内の小学生によるクリーンラーチの植樹が実施されました。
この植樹祭は、芦別市で開催されている芦別林産フェスティバル「元気森森まつり」の実行委員会による協賛行事として、毎年実施しているものです。
芦別小学校と上芦別小学校の交流を図ることを目的に、今回は両校の6年生が参加しました。
真竜小学校卒業記念植樹
令和5年10月27日(金)、北竜町立真竜小学校6年生の卒業記念に、金比羅公園にエゾヤマザクラが植樹されました。
今回植樹されたエゾヤマザクラは、北竜町立真竜小学校の6年生が、3年生の時に種採り・播種し育てられたものです。
来春には、エゾヤマザクラの横に6年生のネームプレートが設置されます。
令和5年度「緑化活動啓発作品」コンクール表彰式
公益社団法人北海道森と緑の会が主催する令和5年度「緑化活動啓発作品」コンクール標語の部において、芦別市立啓成中学校1年生による作品「澄んだ空 緑あふれる エコの国」が、全道437作品の中から最優秀賞(北海道知事賞)に選ばれました。
令和5年12月8日(金)に表彰式が行われ、空知総合振興局鈴木局長から表彰状が、北海道森と緑の会綾部専務理事から記念品が贈呈されました。
本コンクールは、ふるさとの森林や緑の大切さ、緑化活動への参加などを広く啓発することを目的とし、道内の小中高生を対象にした森林や緑に関するポスター原画と標語のコンクールです。
今回の受賞作品は、令和6年度の緑の募金ポスターとチラシに掲載されます。
芦別市立啓成中学校 表彰式
うらうす緑の少年団 冬の森林散策
令和6年1月27日(土)、うらうす緑の少年団の子ども達とともに、「浦臼町いこいの森公園」で冬の森林散策を実施しました。
冬の森林散策では、スノーシュー体験や冬芽の観察の他、雪に残る動物の足跡・野鳥観察を実施しました。
最初は不慣れなスノーシューに苦戦していましたが、すぐに慣れ、ウサギやエゾシカ、キタキツネの足跡や、アカゲラやコガラなどの野鳥を観察し、森林環境への意識を高めることができました。
木育体験×山の歩き方を学ぶ~三笠の魅力がマウンテン
令和6年3月20日(水)、三笠市内の小学生と保護者とともに、「イオンスーパーセンター三笠店」で箸づくり体験を実施しました。
箸づくり体験では、エゾヤマザクラ、キハダ、ヒノキ、イチイの特性を説明し、好きな箸材から選んでもらい、かんな・やすりがけ、蜜ろうを塗りました。
樹種ごとの手触りや香りを体感し、木の特性を学びながら、黙々と集中し完成させました。
その他にも、三笠市による熊鈴づくり体験やヒグマに関するパネル展、堀川林業(株)によるバイオマスチップ・飛騨産業(株)によるイスの展示会が開催され、最後はハンターによる山の歩き方トークショーが開催され盛り上がりました。
あしべつネイチャークラブ木工体験
令和6年3月24日(日)、芦別市在住の一般者を対象に、芦別市林業センターであしべつネイチャークラブ主催の木工体験が開催され、箸づくり・バーニングペンを活用したコースターづくりを支援しました。
大人の参加者でも箸づくりは初めてで、樹種ごとの堅さの違いや削りやすさに驚いていました。
コースターづくりでは、カーボン紙で絵をトレースし、バーニングペンで焼いて作成し、とても盛り上がりました。