空知の木育の取り組み

空知の木育の取り組み

なめこの駒菌打ち体験

 令和6年5月1日(水)・5月2日(木)、芦別市立上芦別小学校・芦別小学校の児童を対象に、各校庭で芦別市林業振興協議会主催のなめこ駒菌打ち体験が開催され、その活動を支援しました。
 冒頭では、2名の木育マイスターによるキノコクイズや腐生菌・菌根菌の説明があり、児童は興味津々に耳を傾けていました。
 駒菌打ち体験では、芦別産シラカンバのほだ木に穴を開け、丁寧に駒菌を打ち、仮り伏せまで行うことで、なめこの成り立ちを学ぶことが出来ました。
 児童は、自分たちで食菌したなめこを、来年の収穫で食べる予定です。

JFEの森 第2回植林活動

 令和6年5月18日(土)、「JFEの森」(由仁町)で、由仁町・JFEエンジニアリング株式会社による第2回目の植林活動が開催されました。
 植林活動では、全国からJFEエンジニアリング株式会社の社員が集まり、クリーンラーチが植林され、その他には、林務課職員による「北海道の林業」の座学や、トドマツの枝打ち体験、打った枝を活用した木のスプーン作りが行われました。
 次回、第3回植林体験については、10月開催予定です。

第19回芦別林産フェスティバル「元気森森まつり」

 令和6年5月19日(日)、道の駅スタープラザ芦別で、第19回芦別林産フェスティバル「元気森森まつり」が開催され、振興局ではマイ箸づくりブースを出店し、来場者は50名にのぼりました。
 マイ箸づくりでは、来場者に「キハダ」「エゾヤマザクラ」「イチイ」「ヒノキ」の樹種特性を説明し、好きな箸材を選んでもらい作成してもらいました。
 樹種毎の堅さやけずりやすさ、香りを感じてもらうことで、木育の推進を図りました。
 元気森森まつりでは、山菜販売や木工製品販売が行われた他、バンドや和太鼓演奏、ダンス、釘打ち大会などが行われ、大いに賑わいました。

2024ふかがわスプリングフェスタ

 令和6年5月25日(土)、深川市生きがい文化センターで、「2024ふかがわスプリングフェスタ」が開催され、振興局では、木育マイスターの戸川久美子さんによる「おが粉を使った木のネームプレートづくり」の出店を支援し、30名の小学生が来場されました。
 木のネームプレートづくりは、板材に木工用ボンドで好きな絵や名前を描き、その上にカラフルに着色されたおが粉を振りかけて作ります。
 おが粉は、木材を製材する時に出る細かい木くずのことで、家畜の敷料やバイオマス燃料、きのこ栽培などにも用いられます。手触りを感じながら、自分だけのネームプレートを作ってもらうことで、木育の推進を図りました。
 2024ふかがわスプリングフェスタでは、北空知森林組合による山菜販売や木製遊具の展示が行われたほか、深川小学校の児童によるブラスバンド演奏などが行われ、大いに盛り上がりました。

バードコールづくり&森林散策

 令和6年6月17日(月)、芦別市有林(木育の森)で、芦別市林業振興協議会主催の「バードコールづくり・森林散策」が開催され、芦別市立芦別小学校2年生の児童42名が参加しました。
 バードコールづくりでは、芦別市の武岡木育マイスターの指導のもと、芦別市産のシラカンバ・イタヤカエデを活用しました。
 森林散策では、野鳥観察の他、樹木説明が行われ、児童は森林に親しみながら自然を学ぶことができました。

森林散策&木の葉当てゲーム

 令和6年6月27日(木)、芦別市有林(木育の森)で、芦別市林業振興協議会主催の「森林散策&木の葉当てゲーム」が開催され、芦別市立芦別小学校1年生の児童23名が参加しました。
 芦別市の木育マイスター、武岡さんと新村さんの指導のもと、木育の森を森林散策しながら、木の葉当てゲームを実施しました。
 木の葉当てゲームでは、①大きい葉②小さい葉③芦別市の木「ミズナラ」の葉を子ども達に探してもらい、班毎に大きさや小ささを競いながら、楽しく自然を学ぶことができました。

さくらの種取り

 令和6年6月28日(金)、北竜町金比羅公園で、空知地区指導林家連絡協議会主催の「さくらの種取り」事業が開催され、北竜町立真竜小学校3年生の児童11名が参加しました。
 さくらの種取りでは、指導林家の柴崎さん・竹林さんの指導のもと、さくらの種をとり、水の中で実を落とし、種を乾燥させ、種を植えました。
 指導林家からは、さくらが種から大きくなる仕組みや動物との関わり、森林が持つ公益的機能について説明があり、子ども達は熱心に耳を傾けていました。
 植えた桜は、植えた子ども達が6年生になったときの記念植樹に活用されます。

無印良品×木育ワークショップ

 令和6年7月28日(日)、無印良品コープさっぽろ岩見沢南店で、株式会社良品計画主催の木育ワークショップが開催され、55名の方々が参加しました。
 木育ワークショップでは、木育マイスター「辻 礼次郎」さんの指導のもと、森の動物のおもちゃ作りを実施しました。
 参加者に好きな動物の形をした材を選んでもらい、やすりがけ・蜜ろうクリーム塗布・タイヤをつけて、森の動物の車が完成。
 樹種ごとの色合いの違いや堅さを感じながら、子ども達もとても楽しんでいました。
 

リバーネット21ながぬま木工教室

 令和6年8月4日(日)、リバーネット21ながぬま・ながぬま緑の少年団の主催で木工教室が実施されました(長沼町)。
 木工教室では、シラカンバの樹皮や輪切りを活用したコースターづくりや、イチイ・ヒノキ・ミズナラ・エゾヤマザクラの樹種から箸づくりを行うなど、参加者に好きな材料を選んでもらって、様々な物づくり体験を行いました。
 空知総合振興局産業振興部林務課では、色々な木育の取組を支援していますので、要望等がありましたらいつでもご相談ください。

深川市立一己小学校枝打ち体験

 令和6年9月10日(火)、深川市立一已小学校の子ども達と一緒に、アカエゾマツの枝打ち体験を実施しました。
 本取組は、空知地区指導林家連絡協議会の主催で毎年開催されており、子ども達に枝打ちを体験してもらうことを通じて、森林保全の大切さや苦労を学ぶとともに、豊かな森林を守り育て未来へ引き継いでいく意識を醸成することを目的としています。また、本取組は、「道民ひとり1本植樹・育樹運動」の一環としても行い、バスの移動中、枝打ちの手入れの大切さや森林のはたらきについての講話を行いました。

深川市立深川小学校森林散策

 令和6年9月17日(火)、深川市グリーンパーク21にて、深川市立深川小学校4年生の子ども達と一緒に、森林散策を実施しました。
 本取組は、空知地区指導林家連絡協議会の主催で毎年開催されており、小学校周辺の自然を活用し観察力を養うとともに、森林と人とのつながりについて楽しみながら学習することを目的としています。講師の指導林家から公園内にあるイチイ・ハルニレ・エゾヤマザクラ・シラカンバ・カツラ・イタヤカエデなど樹木の説明を受けながら、子ども達が観て触って、じっくりと観察していました。また、落ちているクルミやクリなどの木の実も拾って秋の森を楽しんでいました。

小鳥のさえずりが聞こえる河畔林植樹会

 河川愛護団体「リバーネット21ながぬま」では、20年以上の長きに亘り、毎年、長沼町内の河川の緑の保全や回復のため、植樹会を続けています。
また、この植樹会では、団体自ら、地元に自生する樹木から採った種を苗場に蒔き、草取りや水やりなどを数年かけて育てた苗木を植えています。
今年も、9月23日(月)千歳川右岸地区で、雑草よけマルチシートが被せれた箇所に、団体が育てた各種広葉樹の苗木120本を植樹しました。

芦別市「木育の森」森林散策

 令和6年9月25日(水)、芦別市「木育の森」にて、芦別市立上芦別小学校1・2年生の子ども達の森林散策が実施され、その活動を支援しました。
 本取組は、芦別市林業振興協議会の主催で開催されたもので、「木育の森」の中の自然を活用し観察力を養うとともに、森林と人とのつながりについて楽しみながら学習することを目的としています。
 講師の新村・武岡木育マイスターほかスタッフとともに、森林にあるミズナラ・ホオノキ・イタヤカエデ・シラカンバ・カツラ・ヤマモミジなど樹木の説明をしながら、トカゲやカエルなどの生き物観察も実施しました。
 子ども達は観て触って、じっくりと観察し、落ちているクルミやドングリなどの木の実も拾って楽しんでいました。

しんとつかわ味覚まつり 木工体験コーナー

 令和6年10月6日(日)、新十津川町農業環境改善センターみらいえ前広場にて、「第25回しんとつかわ味覚まつり」が開催され、林務課では木工体験ブース(箸づくり)を実施しました。
 箸づくりは、イチイ・ヒノキ・エゾヤマザクラ・キハダの樹種から好きな材を選んでもらい、カンナでけずったあとにやすりをかけ、最後に蜜ろうクリームを塗ってツヤ出し&汚れ防止で完成です。
 子ども達や親御さんからは、材を見て触って、樹種ごとの重さの違いや質感を感じることができる良い機会になったとの声がありました。
 なお、会場では農産物などの販売ブースが多数設けられており、たくさんの来場者で賑わっていました。

芦別市高齢者大学 森林ウォーキング

 令和6年10月9日(水)、芦別市旭ヶ丘公園にて、「芦別市高齢者大学 森林ウォーキング」が開催され、林務課で樹木の説明を支援しました。
 森林散策をしながら、公園内にあるイタヤカエデ・ミズナラ・オヒョウニレ・カツラなどの様々な樹種の特徴を説明し、木育の普及を図りました。
 参加者からは、秋の色合いを楽しみながら、森林について学ぶことができたと好評でした。

落ち葉でしおりづくり

 令和6年10月29日(火)芦別市旭ヶ丘公園にて、芦別市林業振興協議会主催の木育授業が開催され、その活動を支援しました。
 参加者は芦別市立上芦別小学校4・5年生の児童で、森林散策をしながら、公園内にある様々な木の葉を拾い、ラミネートしたオリジナルのしおりを作りました。
 参加者からは、ユリノキ・ミズナラ・トチノキ・ヤマモミジなど、様々な色や形の木の葉を勉強することができてとても楽しかったと好評でした。

落ち葉でしおりづくり2

 令和6年10月30日(水)芦別市旭ヶ丘公園にて、芦別市林業振興協議会主催の木育授業が開催され、その活動を支援しました。
 参加者は芦別市立芦別小学校4年生の児童で、森林散策をしながら、公園内にある様々な木の葉を拾い、ラミネートしたオリジナルのしおりを作りました。
 参加者数が多かったため、児童達は複数の班をつくり協力し合いながら、たくさんの木の葉を拾ってきれいなしおりを作ることができました。

芦別市内小学校植樹活動

 令和6年10月31日(木)芦別市有林にて、芦別市内の小学校を対象に、芦別市林業振興協議会、芦別市と連携し植樹活動を実施しました。
 参加者は芦別市立芦別小学校と、芦別市立上芦別小学校の6年生の児童で、クリーンラーチのコンテナ苗を200本植樹しました。
 今回のコンテナ苗は、北海道がすすめる「道民ひとり1本植樹・育樹運動」の一環で準備したものです。 
 両校の児童は来年、芦別中学校に進学するため、お互いを自己紹介する交流会も併せて実施されました。

児童館との連携「親子で木育教室」

 空知総合振興局林務課主催により三笠市並びに奈井江町の児童館と連携して、小学生児童の親子を対象に「親子で木育教室」を開催しました。
木育教室は、電動糸ノコを使って製作する「森の動物のおもちゃ」や、カンナで箸材を削って製作する「マイ箸」づくりを行いました。
講師には、北の夢木工代表で木育マイスターの辻さんを招き、材料の木の説明やご自分が製作する「木のおもちゃ」の紹介をしていただきました。
また、森の動物のおもちゃ製作において電動糸ノコで板材を切る作業を丁寧に教えていただき、子ども達は完成させた作品で早速転がして遊んでいました。
マイ箸づくりでは、講師の木育マイスターの武岡さん、妻鳥さんから、カンナの使い方や木の香りの違いについて教えていただきながら製作していました。

令和6年度「緑化活動啓発作品コンクール」表彰について

 緑化活動啓発作品コンクールは、小学校から高校までの児童・生徒を対象に、森林や緑に関するポスター原画・標語の作品を広く募集し、また顕彰することで、郷土の森林や緑の大切さ、緑化活動への参加を啓発することを目的に、公益社団法人 北海道森と緑の会が毎年実施しているものです。令和6年度は、ポスター原画と標語をあわせ、全道42校から694作品の応募があり、空知管内から5校5作品が各賞を受賞されました。各受賞者に対する表彰状の伝達は、空知総合振興局職員が各学校を訪問し、表彰式を実施しております。

うらうす緑の少年団 木育活動

 令和6年12月23日(月)、うらうす緑の少年団は、滝川市の「YOKI」の池島代表を講師に招き、「白樺のミニクリスマスツリー」工作を実施しました。工作前には、池島さんから工作で使う木の材料を知ってもらおうと、林業や未利用材(伐採された木のうち未利用のまま山林に残されたもの)についてのお話しをいただきました。工作では、池島さんの所有山林の未利用材を加工したものを材料として、ボンドでくっつけて、各々個性的な作品を作り上げていました。

まおい学びのさと小学校 木育ワークショップ

 令和7年1月23日(木)まおい学びのさと小学校にて、ながぬま緑の少年団による木育ワークショップが開催され、その活動を支援しました。
 参加者は1年生から5年生までの児童及び教員で、マイ箸づくり・コマづくり&コマ回し大会・表札づくりを実施しました。
 ながぬま緑の少年団では、各地に赴き、様々な木工体験等を実施しています。 
 また、当課でも木工体験のほか、森林散策等の支援を実施していますので、実施希望がありましたらご相談ください。

芦別市内小学校5年生 木育授業

 令和7年2月17日(月)、芦別市林業振興協議会主催により、芦別市立芦別小学校と芦別市立上芦別小学校の5年生を対象に、林業関係の工場見学及び木育授業が行われ、林務課では木育授業の講師を務め支援しました。
 工場見学は空知単板工業株式会社(赤平市)で実施され、フロア用単板が完成するまでの工程を見学しました。
 工程を経るごとに姿形を変える木材を目にして、子ども達もその変化に引き込まれ、興味深く見入っていました。
 工場見学のあとは芦別市立芦別小学校へ移動し木育授業を行い、森林のはたらきや、木を伐ることの大切さを学びました。

芦別市児童センター「親子で木育教室」

 令和7年3月15日(土)、芦別市児童センターで、児童・親子を対象とした木育教室を開催しました。
 最初に芦別市の木育マイスター「武岡悠真」さんから、たくさんの種類の木の模型や葉っぱを使い、木の特徴などに関する木育のお話をいただき、その後木工を実施しました。
 木工では、箸づくり(ウダイカンバ・サクラ・キハダ・ミズナラ・イチイ・ヒノキの6種類)とコースターづくり(シウリザクラ・キタコブシ・ヤナギの3種類)を実施しました。
 児童は、それぞれの木の素材を手にし、樹種によって異なる堅さや重さを感じながら、楽しみながら製作していました。特に、バーニングペンによる名前や絵の刻印作業は、とても興奮した様子で熱心に取り組んでいました。

あしべつネイチャークラブ木工体験

 令和7年3月23日(日)、芦別市林業センターで、芦別市林業振興協議会主催の木工体験が開催されました。
 芦別市林業振興協議会では、毎月第4日曜日に「あしべつネイチャークラブ」を開催しており、森林散策や野鳥観察・木工体験などを実施しています。
 今回の木工体験では、箸と木のキーホルダーづくりが実施され、林務課は箸づくりを支援しました。
 箸づくりでは、6種類の木の素材から好きなものを選び、最後にレーザーで名前を刻印しました。
 木のキーホルダーづくりでは、事前に参加者からもらった写真データをもとに、レーザーで板材に刻印しました。
 参加者は、自分で作った名前入りの箸と、思い出の写真入りの木のキ-ホルダーの完成品を手にして、とても満足した様子でした。

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