空知スマート農業推進室について
現在、農業の生産現場では、農家戸数の減少や高齢化が急速に進み、労働力不足が深刻となっており、農作業における省力化の推進とともに、次世代を担う若手農業者への技術の継承等が重要な課題となっています。
空知管内においては、市町や農業関係機関・団体、生産者が一体となったスマート農業の推進体制の構築が進んでおりますが、スマート農業のさらなる加速化を図るべく、空知総合振興局では令和3年4月に「空知スマート農業推進室」を発足しました。
推進室の主な活動内容については、下記資料をご参照ください。
新着情報
そらち流「スマート農業」推進事業 実証試験データ集を公開しました。(2024年3月14日)
空知スマート農業部会「スマート農業事例集」を更新しました。(2024年3月14日)
「空知スマートアグリシンポジウム2023」の講演資料を公開しました。(2024年3月6日)
「空知スマート農業推進室」のホームページを公開しました。(2021年4月27日)
スマート農業について
スマート農業とは、ロボット、AI、IoTなどの先端技術を活用する農業のことを指し、生産現場の課題を先端技術で解決することを目的としています。
スマート農業の活用により、農作業の自動化による省力化や情報共有の簡易化による営農技術の継承、センシングデータ等の活用による高度な農業経営が期待されています。
先端技術を用いたスマート農業 |
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水管理システムによる 省力化 |
自動操舵システムによる 高精度作業 |
ドローンによる センシング |
空知スマートアグリシンポジウムについて
空知管内全体のスマート農業に対する意識の向上を目的として、研修会を開催しております。
令和5年(2023年)度
令和5年11月15日に一般社団法人 日本農業システム協会、株式会社 インターネットイニシアティブとの共催により、「空知スマートアグリシンポジウム2023」を開催しました。
研修会の様子を記録したアーカイブについては現在編集中です。
また、講演資料のPDFデータについては、こちらから入手可能です。
令和4年(2022年)度
令和4年12月8日に一般社団法人 日本農業システム協会、株式会社 インターネットイニシアティブとの共催により、「空知スマートアグリシンポジウム2022」を開催しました。
空知スマートアグリシンポジウム2022 チラシ兼プログラム (PDF 1.15MB)
研修会の様子は動画アーカイブからご覧いただけます。
基調講演パート:https://www.youtube.com/watch?v=-DVDalzsO-8
パネルディスカッションパート:https://www.youtube.com/watch?v=8IyhNkymgDE
また、講演資料のPDFデータについては、こちらから入手可能です。
令和3年(2021年)度
令和3年12月8日に一般社団法人 日本農業システム協会、株式会社 インターネットイニシアティブとの共催により、「空知スマートアグリシンポジウム2021」を開催しました。
空知スマートアグリシンポジウム2021_プログラム (PDF 1.18MB)
研修会の様子については、Youtube上でアーカイブ配信されておりますので、是非ご視聴ください。
配信アドレス(JAISAアーカイブ上) https://youtube.com/watch?v=havkg9zZ_Fg
(41:00から動画が開始しますので、スキップしてご覧ください。)
令和2年(2020年)度
令和2年11月20日に「空知管内スマート農業研修会」を開催しました。
同研修会では、北海道大学大学院農学研究院副研究院長 野口教授にお越し頂き、スマート農業の現状と今後の展開について御講演を賜ったほか、先進的な取組を行っている管内市町から取組事例を紹介して頂きました。
・ 野口教授による基調講演 「スマート農業の現状と今後の展望」 講演資料 前半 / 後半
スマート農業に活用可能な新技術の紹介
ロボット、AI、IoTなどの先端技術を農業分野で活用するために、北海道立総合研究機構をはじめとした研究機関や農業基盤整備分野の技術者等によって、スマート農業に関連した生産現場での実証試験が行われています。
関係機関における、こうした取組の一例を紹介します。
北海道立総合研究機構における取組について
北海道立総合研究機構 農業研究本部では、農業に関係した様々な試験研究を行っています。
農業研究本部での取組のうち、スマート農業に関連した研究成果の一部を紹介します。
- 秋まき小麦の起生期からの可変追肥体系による収量の安定化効果 / 研究概要
- 水稲を対象としたUAVリモートセンシングの活用法 / 研究概要
- 自動操舵付田植機による疎植栽培時の省力性と経済性
- ロボットトラクタの適用作業及び作業時間の短縮効果
- 畑輪作におけるにんじん・たまねぎに対するマップベース可変施肥技術の適用
- 生育・収量・土壌センシング情報の活用による可変施肥効果の安定化 / 研究概要
農業基盤整備事業における取組について
スマート農業技術の効果を最大限に発揮するためには、その運用に適した農地の整備が必要となります。
空知総合振興局では、管内北部地域の圃場において、スマート農業技術の効果検証とそれに適応した農業基盤整備事業のモデルづくりを進めてきました。
その取組成果を紹介しますので、スマート農業技術の導入を見据えた農業基盤整備の検討にあたっての参考となれば幸いです。
・ スマート農業技術に適応した農業基盤整備モデル 1/2/3/4
スマート農業に関する管内での取組について
空知管内における、スマート農業の普及推進等を目的とした取組を紹介します。
そらち流「スマート農業」推進事業 実証試験データ集
空知総合振興局では、スマート農業技術の効果を明らかにすべく、管内各地の関係機関の協力の元、そらち流「スマート農業」推進事業として実証試験を実施しました。
その内容について、冊子として公開いたしますので、スマート農業技術の導入効果の一例としてご覧ください。
試験の概要等
冊子表紙_目次 (PDF 1.18MB) R4年度の概要 (PDF 677KB) R5年度の概要 (PDF 635KB)
R4年度試験詳細
R4年度データ1 (PDF 1.44MB) 2 (PDF 1.61MB) 3 (PDF 2.64MB) 4 (PDF 733KB) 5 (PDF 1.26MB)
R5年度試験詳細
R5年度データ1 (PDF 2.01MB) 2 (PDF 2.64MB) 3 (PDF 2.03MB) 4 (PDF 2.17MB)
空知スマート農業部会における取組について
空知農業改良普及センターでは、令和3~5年度の3か年でスマート農業技術に対する基礎能力向上及び情報収集・提供を進めるため、「空知スマート農業部会」を設立し、技術にまつわる知識の習得に努めております。
活動の一環として、地域で先進的な取組を行う農業者等に対し聞き取りを行い、その結果をまとめた事例集を作成しました。
その内容について、冊子として公開いたしますので、導入事例の一例としてご覧ください。
R5スマート農業部会 事例集(R5年度更新版) (PDF 2.17MB)
空知管内におけるスマート農業の普及推進状況について
空知スマート農業推進室は、管内におけるスマート農業の普及推進状況の把握を目的とした、関係者とのヒアリング調査を令和3年6月から8月にかけて実施しました。
ヒアリング調査結果を基にした、空知管内でのスマート農業の普及推進状況についてご紹介します。
空知管内におけるスマート農業の普及推進状況について 概要 (PDF 450KB)/本文 (PDF 359KB)
スマート農業で目指す地域の姿
農業の生産現場における課題を解決するために、生産者と行政・系統機関が一体となった協議会等が組織されており、研究・普及組織と連携しながら、地域におけるスマート農業の活用が積極的に検討されています。
そうした協議会や研究・普及組織よる、地域での取組事例の一部を紹介します。
取組地域 |
活動の概要 |
詳細はこちら |
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新十津川町 (新十津川町スマート農業実証コンソーシアム) |
新十津川町ホームページ
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美唄市 (美唄市ICT農業推進協議会) |
美唄市ホームページ |
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滝川市 (滝川市ICT農業利活用協議会) |
省力化技術やデータ駆動型農業を実践する大規模水田複合経営産地を目指して (PDF 453KB) |
当HP上、「スマート農業技術に適応した農業基盤整備事業モデル」をご覧ください。 |
電話番号:0126-35-7100
FAX番号:0126-22-1099
メールアドレス:sorachi.nomu1@pref.hokkaido.lg.jp