日 時 令和7年3月7日(金)13:30~17:00
場 所 秩父別町 JA北いぶき本所
出席者 塾生8名
令和7年3月7日(金)JA北いぶき本所にて、8名の塾生が出席し、第7回研修会および令和6年度閉講式が行われました。
研修会では、北育ち元気塾から北海道青年農業者会議のプロジェクト発表者として参加した我部山 雄太 氏より「花きハウスへのもみ殻投入における土壌物理性改善」と題し塾生へ発表を行いました。塾生は取組内容に興味津々な様子でした。我部山さんからは「プロジェクト発表の取組は良い経験になった。興味がある方はぜひ手を上げてみてほしい」と自らの体験を共有していた。
次に、北海道指導農業士 志部谷 雄一 氏を講師に迎え、「スマート農業技術導入の経緯」と題しご講演いただきました。志部谷指導農業士からは、「楽して稼ぐ!」をテーマに営農をするための手段としてトラクタを中心としたICT技術の紹介がありました。北竜町でいち早くロボットトラクタを導入した農家ということもあり、具体的な使用例を参照しながらメリット、デメリットを整理しながら話しをしていただきました。
塾生からは
「ハウスでのICT技術は検討しましたか」
「耕起以外のロボットトラクタの使用方法を知りたい」等の質問が寄せられました。
次に、普及C山黒専普より「米の試食会」イベントを開催しました。北海道米の歴史を振り返りながら、実際に昔の米の品種を食べ比べてみました。供試品種は赤毛、坊主、ユーカラ、しおかり、ななつぼしの5品種としました。食べ慣れているななつぼしを当ててもらうクイズを実施し、ほとんどの塾生が見事正解しておりました。
また、研修会後に塾生OB団体「ONE MOA」会長 竹谷氏より卒業生に向けて、入会の案内がありました。
研修会に引き続き、令和6年度閉講式が行われました。北空知農業後継者育成支援協議会中西会長をはじめ、秩父別町 竹内副町長、JA北いぶき 黒田代表理事組合長よりご挨拶・ご祝辞をいただきました。
その後、令和6年度北育ち元気塾塾生の紹介と、皆勤賞の表彰、卒業証書授与および記念品の贈呈、年間カリキュラムの活動報告が行われました。
今年度の北育ち元気塾の活動は以上となります。塾生の皆さん一年間お疲れ様でした。
また、活動にご協力いただきました皆様には厚く感謝申しあげます。ありがとうございました。
令和7年度の北育ち元気塾は4月上旬に開講する予定です。沢山の方々の受講をお待ちしております。
写真1 プロジェクト発表中の我部山氏
写真2 ご講演中の志部谷指導農業士
写真3 米の品種あてに悩む塾生
写真4 卒業証書授与の様子