重点地域で若手農業者を対象とした直播てん菜研修会を実施しました(本所)

 令和6年8月26日、普及センター空知本所地域第二係の重点地域である美唄市西美唄地域の若手農業者を対象にした直播てん菜の現地研修会を実施しました。
 西美唄地域では地域の農業振興を目的に、「西美唄」「元村」「アグリ山形」の3米麦営農組合構成員、美唄市、JAびばい、普及センター担当者で「西美唄地域の農業を考える会」を組織し活動しています。考える会主催の若手対象の現地研修会は5月17日開催の秋まき小麦・緑肥研修会に続き、今年二回目になります。
 講習会では、普及センターから栽培管理の基礎や今後の病害虫対策、てん菜作付け後の土壌物理性や化学性の変化、経営への組み込みなどを説明しました。 講習会に参加したベテラン農業者からは実際の栽培管理や品種選定の考え方について補足があり、講習後も活発に質疑が交わされていました。
 参加者にはてん菜作付経験のない若手農業者も多く、「残さの緑肥としての効果は魅力的」「他の作物との作業競合は?」などの声が聞かれていました。

ほ場でてん菜を抜き取り、肥大状況を確認

ほ場でてん菜を抜き取り、肥大状況を確認

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