日 時 令和6年11月19日(火) 13:30~16:30
場 所 JA北いぶき秩父別本所 3階中会議室
『北育ち元気塾』の第5回研修会が開催され、8名の塾生が出席しました。
今回は、普及センターの長田専門普及指導員を講師とし、「肥料・農薬費の試算」について研修を開催しました。過去に経験した事例を参照しながら説明が行われました。
「農業は生業のため、作物栽培だけでなくお金の計算も重要」
「農業では単位として10aを基本に多くを語られるため必ず覚えること」
「必要以上に肥料・農薬を使用することはない」
などの話がありました。
途中、肥料や農薬の演習問題も実施することで塾生はより理解を深めている様子でした。
次に、北海道農業士 近藤 洋介 氏 (深川市)を講師に迎え、「我が家の経営」と題し講演いただきました。水稲と花きを中心とした経営の中で、なぜ花きを選択したのか、現在作付けしている花き品目はなぜ今の形に落ち着いたのか、などの内容でご講演をいただきました。
また、花きの中でもブルースターは強い思い入れとこだわりを持って作付けしており、様々な失敗を繰り返しながら栽培し続けていると話がありました。
近藤農業士からは
「農業の良い側面だけでなく失敗を繰り返している部分もあることを理解してほしい」
「農地が若手に集約される昨今だが、少ない面積の経営体があるのも良いと思う」
「仲間がいるから挑戦もできる、農家間もそうだが支援してくれる組織とも仲良くしてほしい」
との話がありました。
次回は12月上旬に「農業経営」をテーマに開催する予定です。
写真1 肥料・農薬の試算研修
写真2 近藤農業士の講義