重点地域で青空教室を実施しました!(中空知支所)

令和6年5月1日、中空知支所地域第二係の重点地域(※)である滝川市江部乙2-2地区を対象に、青空教室を実施しました。当日はやや風が強かったものの、快晴の中で水稲育苗管理の経過と今後の対応について賑やかに話し合うことが出来ました。
(※重点地域…地域・農業者のニーズに沿った効率的な普及活動を推進するために各係が管轄する市町村に設置する、モデルとなる地域のこと)

快晴のもと、関係機関も交え和やかに歓談している様子

写真1 快晴のもと、関係機関も交え和やかに歓談

重点地域のみなさんは、春先の気温が高めに推移したことから、種まきの前に種もみを水に浸ける「浸種」作業の水温管理にかなり苦労されたようでした。また、種をまいた後も、急に日が照って熱くなると出た芽が枯れてしまう、曇雨天が続くことで生育が悪くなってしまう、ということもあるため、毎日が緊張の連続です。
普及センター・水尾専門普及指導員から今後の水稲育苗のポイントとして、「水をあげすぎないこと。水稲の生育ステージにあった温度管理と換気を徹底し、苗が老化する前に移植することが大切」という説明がありました。

普及センター職員が農家さんへ育苗時のポイントを説明しています

写真2 水稲育苗のポイントを説明する水尾専門普及指導員(写真中央)

農家さんと普及センターが水稲育苗ハウスで育苗状況を確認している様子

写真3 実際に育苗状況を確認し熱く語り合う重点地域のみなさんと普及センター職員 

地域第二係の重点地域では、水稲以外にも小麦などの畑作物、園芸作物についても調査や試験を実施しており、青空教室では詳細や進捗状況を情報共有しました。

重点地域での青空教室は今後も随時実施していく予定です。重点地域の取組を通じて、地域の農業・農村の振興が図られるよう、職員全員で奮闘していきます。

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