令和6年3月15日に、新十津川町で「もみ殻くん炭」と「固形燃料(モミガライト)」を製造している村田農産の工場を見学しました!
写真1 見学風景
村田農産では、稲刈りの際に発生するもみ殻を有効活用するため、今年2月から「もみ殻くん炭」と「固形燃料(モミガライト)」を製造し、3月から販売を行っています。
「もみ殻くん炭」は、もみ殻を炭化させたもので融雪剤や土壌改良材として使用でき、Jクレジットの対象となっている資材でもあります。
「固形燃料(モミガライト)」は、もみ殻を高温高圧で圧縮し、まきのような形にしたもので、長期保存が可能であり災害備蓄燃料としても期待されています。
写真2 もみ殻
写真3 もみ殻くん炭
写真4 固形燃料(モミガライト)
製造効率については、「もみ殻くん炭」はフレコン1本(100kg)/1日(8時間)ほどで、「固形燃料(モミガライト)」は120kg/1時間とのこと。
また、もみ殻は燃焼すると1/3の量になるとのことでした。
「固形燃料(モミガライト)」は薪ストーブ用の需要が高いとのことで、近隣市町村の農家などから購入依頼が来ており、村田氏は「今後の経営改善の一助となれば。」と期待を膨らませているようでした。
写真5 もみ殻燃焼機
写真6 固形燃料(モミガライト)製造機