和名:花浜匙(ハナハマサジ) 英名:statice(スターチス) 学名:Limonium(リモニウム)
病害
褐斑病
病原菌名:Cercospora insulana
写真:田村理子 2008年(写真2枚)
写真1 スターチス_褐斑病
写真2 スターチス_褐斑病
CYVV(クローバーイエローベインウイルス)
病原菌名:CYVV(clover yellow vein virus) クローバー葉脈黄化ウィルス
症状:葉脈、花茎にえそを生じる。花茎の色ぬけ、葉先枯れや、ブラシが湾曲したり、ハサミを使用すると、周辺の株にも症状が見られる。
対策:罹病したマメ科雑草等からアブラムシによって媒介される。収穫ハサミ等の農具からの汁液によっても感染する。・周辺雑草の除去・罹病株のほ場外への搬出処分・ハサミの消毒・アブラムシの防除
その他特記事項:ウィルスが不活性化する温度は、55~60℃なので、罹患株を採花した後、ハサミをお湯につけるのは有効である。
写真:吉田純子2009年(写真1枚)
写真3 スターチス_CYVV(クローバーイエローベインウイルス)
生理障害・その他
霜害
症状:茎に白~茶色の細かい斑点がつく。
対策:降霜予報時には、ハウス内にある支柱などを利用し作物の上に不織布をかけ、降霜を回避する。
その他特記事項:シネンシス系スターチスなども別ハウスにあったが、HBスターチスブルーファンタジアのみ被害にあった。
写真:赤池 利恵2008年(写真3枚)
写真4 スターチス_霜害
写真5 スターチス_霜害
写真6 スターチス_霜害