きく

きく 英名:Chrysanthemum 学名:Chrysanthemum L.

害虫

アブラムシ類

ワタアブラムシ

英名:Cotton aphid, Melon aphid
学名:Aphis gossypii
症状:新芽や茎、葉裏などに群生する。黒、黄、緑など体色にに変化が多く、同じコロニーであってもいくつかの体色の個体が混じっていることが多い。
対策:系統の異なる薬剤でローテーションの薬剤防除
その他特記事項:
多発時:5~6月 9~11月
侵入様式:飛来 株の持ち込み
発生適温:20~25℃
湿潤条件:比較的乾燥
写真:赤池 利恵 2008年(写真1枚)

写真1 きく_ワタアブラムシ

写真1 きく_ワタアブラムシ

アザミウマ類

ミカンキイロアザミウマ

英名:Western flower thrips
学名:Frankliniella occidentalis Pergande
症状:茎がケロイド状に線がつく。新芽が加害され芯がとまる。
対策:発生初期からの薬剤防除。多発時期は生育期には10~14日間隔、着蕾後は5~7日間隔で薬剤防除をする。
その他特記事項:写真2、3は被害葉で葉や芽の被害はミカンキイロアザミウマとミナミキイロアザミウマでも同様で、被害から種を判別するのは困難。ミナミキイロアザミウマは7~9月、ミカンキイロアザミウマは5~6月に多発する。
写真:赤池 利恵2008年(写真2枚)

写真2 きく_ミカンキイロアザミウマ

写真2 きく_ミカンキイロアザミウマ

写真3 きく_ミカンキイロアザミウマ

写真3 きく_ミカンキイロアザミウマ

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