北空知支所 「北育ち元気塾」の管外視察研修を1泊2日で開催しました

  1. 日 時:令和4年6月21日(火)~22日(水)
  2. 場 所:北広島市、江別市、当別町
  3. 出席者:塾生7名

 1日目は、産業用無人航空機(ドローン)及び散布ボートの販売メンテナンス、リースレンタル等を手がけている、北日本スカイテック(株)を訪問し、会社概要、スマート農業を取り巻く状況について伺いました。
 その後、農業用ドローンデモフライト及び機体説明を受け、実際に塾生が小型ドローンを操縦し「ドローンサッカー」を体験しました。
 現在、女性農業者や、年配の方でも扱いやすいシンプルなシステムのものも販売・普及されつつあるとの事でした。今後ますます農業分野での活用が見込まれます。
 塾生からも「どの様な経営形態での導入が多いか?」「ランニングコスト等どうなのか?」等、質問がありました。

座学で説明を受けている様子

写真1 座学による説明

小型ドローンによるサッカーを体験している様子

写真2 小型機によるドローンサッカー

 2日目は、江別市の竹内農園、当別町のいなむら農場に伺いました。
 竹内農園の経営者、竹内美穂氏は、現在4.5ha程の経営面積で多品目化を図るのではなく、直売、若しくは直接販売を軸とし野菜4品目で経営をしておりました。機械も汎用的に使用できるよう改良しコストを掛けないよう心がけているそうです。ここに辿り着くまで、多くの人と関わった影響も大きかったそうです。様々な経験から「経営のことは他人に聞いた方が良い」と家族以外の意見に突破口があることも多いとアドバイスがありました。

 次に、いなむら農園の稲村英樹さんは、普段から多方面より視察受入依頼があるそうで、自作の資料を用いながら経営理念などについてお話をいただきました。
 農業者・いち社会人として、『素直に聞く』、『メモをとる』、『挨拶する』、『受けれるものは受ける』等を大切にしているそうです。経営者・地域の一員として自分の立ち位置をしっかり築くことや、日々新たな物・考えを受け入れる柔軟性や、興味関心をもって欲しいとのことでした。

 塾生は、「機械等の有効活用方法など参考になった。」「新たな事にも積極的に参加してみようかな。」等、刺激を受けたようです。
 これから、収穫等が始まっていきます。未来の匠を目指し、頑張れ塾生!!

竹内農園の改良は種作業機の写真

写真3 竹内農園の改良は種作業機

いなむら農園を視察している様子

写真4 いなむら農園視察

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