北空知支所 「北育ち元気塾」第3回研修会が開催され、12名の塾生が参加しました

 令和4年6月13日(月)13時より、北育ち元気塾第3回研修会が拓殖大学北海道短期大学にて開催されました。今回は、同大学の田中副学長を講師とし、『農業基礎科学』について研修を受けました。
 まず座学で、農作物が人間の力だけではなく、様々な生物生態系や周辺環境との調和の中で育まれていることや、水田が地域の治水機能を備えた環境保全機能を兼ねていること等、農業環境の仕組みについて説明を受けました。
 また、昨今の農業情勢から、国の食料自給率の向上には、北海道農業の発展が必要不可欠であり、そのため様々な事に関心をもち『かっこよくて』『感動があって』『稼げる』農家を目指してもらいたいとエールをいただきました。
 次に、大学構内のほ場を見学し、作付概況について説明を受けました。
高設栽培のイチゴをはじめ、学生の調査ほ場等を回り普段見ない作物を観察しました。
 その中で、水稲の品種改良の変遷が順にわかるよう栽培された水田を見ながら、北海道米の栽培・育種の歴史について説明を受けました。塾生からは、「交配用ミツバチが家畜扱いで驚いた」「現在の道産米はおいしい。過去の育種の歴史はとても興味深かった」などと声が聞かれ有意義な時間となったようです。
 今回の研修を活かし、人・自然に優しい、かっこいい農家を目指して、ファイト塾生!! 地域は皆さんを応援しております!!

写真1 座学による農業基礎科学

写真1 座学による農業基礎科学

写真2 高設栽培ハウス

写真2 高設栽培ハウス

写真3 様々な豆類の栽培試験ほ

写真3 様々な豆類の栽培試験ほ

写真4 水稲育種の変遷

写真4 水稲育種の変遷

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