北空知支所 「北育ち元気塾」第2回研修会を開催しました

 令和4年5月10日(火)13:30より、北育ち元気塾第2回研修会が深川市農業センターおよび生産者ほ場にて開催されました。田植えの準備時期ということもあり、参加者が少数になることも予想されましたが、17名の元気塾受講生が出席しました。自らの経営に参考となる部分は取り入れていきたいという、意欲が感じられました。

 今回は北海道クボタ株式会社から大町 弘之氏を講師に移植機の仕組みについての説明がありました。また、深川市農業センターにて、普及センター長田専門普及指導員より水稲育苗の基礎について研修を行いました。そして、普及センター酒井専門主任より水稲育苗時における品種による生育の違い、また栽培様式として密苗の紹介が行われました。機械及び水稲育苗研修後は、北海道農業士 野原 利文氏 を講師に迎え、「我が家の経営」と題し、講演いただきました。野原農業士からは、

「現状の労働力でどのような品目、栽培を行うことが可能なのかを考えること」
「無駄な買い物をせずに、買い物するときは十分に必要かどうか検討すること」
「税金のことについて勉強し、自らの経営状況を把握することが必要」

との話がありました。受講生からは、「購入を検討している機械の相談」や「税金の勉強はどのように行ったか」などの質問が寄せられました。
 本研修会を通じ、自分の家の田植機や水稲苗の違いなどを感じている様子でした。「この時期に他の農業者の水稲苗を見に行くとこは少ないので勉強になった」との声も聞かれ、良い時間を過ごした様子でした。

写真1 田植機の研修を受ける様子

田植機の研修を受ける様子

写真2 水稲育苗基礎を学ぶ様子

水稲育苗基礎を学ぶ様子

写真3 講義をする田川支所長

水稲密苗を学ぶ様子

写真4 野原農業士より学ぶ様子

野原農業士より学ぶ様子

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