ICT施工職場研修会の開催

ICT施工職場研修会の開催(R2.07.29)

 近年進歩著しいICT(Information and Communication Technology (情報通信技術)の略)を使用した施工について、職場研修を行いました。参加者は現地17人、リモート通信を活用して北部耕地出張所2階会議室6人でした。

 建設業の労働者が減少していく中、労働条件の改善や働き方改革を目指す一つの手段として、ICTの活用が必要となり、効率的なデータ処理などにより、生産性の向上につなげていくことが求められています。

 

現場の研修状況

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リモート先の研修状況(北部耕地出張所2階会議室)

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 客土の土取場での掘削作業にフルオート制御機器を搭載したバックホウを使用し、あらかじめ作成されたデータ通りに現場での掘削深も管理され、規定の掘削深になるとバケットが制御され、それ以上の掘削深にならないことがわかりました。

 

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 また、ドローンを使用したUAV測量を通してデータ化処理し、客土量の算出を行いました。

 

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 ICT技術を活用し、労働時間の縮減、特に施工管理に関わる時間を短縮することにより、業務改善を図ると同時に、高い品質の工作物と情報の共有化による顧客満足度の向上は、農業土木の現場においても欠かすことのできないものであるとの思いが強くなりました。

 

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