北部耕地出張所に高校生インターンがやってきました!

北部耕地出張所に高校生インターンがやってきました!

令和7年10月10日(金)、岩見沢農業高等学校2年生がインターンとして私たちの職場に来てくれました。
北部耕地に来てくれたのは同校農業土木工学科2年生 木澤 優空(きざわ ゆうく)さん、蛇谷 玲斗(じゃたに れいと)さんの2名です。
午前10時ころ、研修担当職員より紹介を受けた後、それぞれ自己紹介。表情には緊張が見られましたが、「○○です。よろしくお願いします」と丁寧に挨拶する姿から初々しさとまじめな気持ちが伝わってきました。
なお、お二人は他の出張所でも職場体験をしたとのことで、落ち着いた雰囲気も感じられました。

打合せ室で動画からスタート

挨拶後、打合せ室に移動し、まずは北海道が取り組む農地整備事業の紹介動画を視聴しました。農作業の効率化や地域の暮らしへの貢献など、職場の業務がどのように社会とつながっているかを映像で学ぶ時間となりました。

打合せ室での動画視聴の様子です

道職員になって一緒に働こう~北海道農業に携わって思うこと~

岡本技師による「道職員になって一緒に働こう~北海道農業に携わって思うこと~」と題したパワーポイントを使用し、普段の私たちの仕事について紹介しました。
以下は、職場に関する資料(パワーポイント)の一部を抜粋して掲載しています。

職場に関する資料です

業務ツールの説明と操作体験

パワーポイント資料の紹介後に、業務で使用しているツールについての説明がありました。CAD(※1)の基本操作については岡本技師が、QGIS(※2)については藤澤技師が担当し、それぞれ丁寧に解説してくれました。説明の後には、インターン生自身が実際にCADとQGISを操作する時間もあり、初めてではないながらも新しい発見があったようで興味深そうに取り組む姿が見られました。

業務ツールの説明と操作体験の様子です

(※1)CAD
コンピューターを使用し、設計や製図を行うためのソフトウェア。
この職場では「設計図」と言われるものです。
(※2)QGIS
地理情報システムの一種で、地図や地理データを扱うためのソフトウェア。
ここでは主に、事業により整備したほ場を表示したり、その内容を蓄積しています。

気になること、なんでも聞いてみよう!

事前に提出されたアンケートをもとに、「職場で大変なこと」、「人間関係」、「転勤による仕事内容の変化」など、インターン生の質問に担当してくれた桒原工事第二係長や同席していた職員が丁寧に答えました。職場での大変さや人間関係についても実体験をもとに語られる中、仕事のやりがいについての話では、「感謝の言葉をもらったとき」や「整備によって農作業がしやすくなった農地を見たとき」などのほか、「給料が振り込まれると、働いた実感がわいて嬉しいです」といった率直な声もありました。
この質疑応答の時間では、職員の話に熱心に耳を傾け、一生懸命メモを取るインターン生の姿が印象的でした。

質疑応答の様子です

午前中の座学終了後、午後からの研修に向けて出張所を出発です。出発前に職員全員にお礼の言葉をいただきました。

座学終了後、現場出発前の挨拶の様子です

昼食は職員と一緒に、現場近くのお店で

本日の昼食の写真です

お昼休憩は、職員とインターン生が一緒に現場近くのお店で昼食をとりました。食事を囲みながら、仕事以外の話題にも花が咲き、和やか雰囲気の中交流を深める時間となりました。

午後は現場見学へ

昼食後は、新弥生地区(藤澤技師担当現場)、日進第1地区(岡本技師担当現場)を見学。普段の業務の流れや現場の空気を肌で感じてもらう時間となりました。

現場見学の様子です

現場終了後は現地にて解散です

今回の経験が、これからの進路選びや社会への理解につながることを願っています。

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