河川水濁度調査2_空知総合振興局森林室
河川水濁度調査について
「濁度」とは?
濁りの程度を表す数値です。
河川水の濁りは水中を漂う土砂(浮遊土砂)によるもので、その濃度が「濁度」です。数値が大きいほど、より濁っていることとなります。
それは、おなじみの「ppm」などのさまざまな単位で表されますが、私たちは水に光りを当てたときの浮遊土砂による光の散乱度合(より濁っているほど光の散乱も大きくなる)を計測する機器で測定しており、その結果は「NTU」(Nephelometric Turbidity Unit) という単位で表されます。
どれくらいの濁度で濁っていると感じるのか? 水道水の濁度は?
濁度が 10 NTU 未満であれば見た目には透きとおって見えます。
水道水の濁度は、水道法の規定に基づいて制定されている「水質基準に関する厚生労働省令」で 2 NTU ( 2 度)以下に規制されています。
当森林室庁舎の水道水の濁度を測定してみたところ、日によって多少ばらつきがあるものの、おおむね 0.2 NTU でした。
「森林が持っている機能」とは? |
・・・ そのうちの「河川に関する機能」について
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・ 森林は雨水をよく吸い込む
・ 森林は雨水をきれいにする
・ 森林は川の流れをコントロールする
・ 森林は山が崩れるのを防ぎ川をきれいにする など
水産林務部森林計画課 “空気も水もタダじゃない!”の
※ 折りたたんで完成させるパンフレット原稿のため、逆さに表示されている部分があります。
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調査河川 |
・・・ 奈井江川
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[ 河川延長(石狩川合流点~) : 約26km ]
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空知管内奈井江町内を流れる奈井江川は、町の東端にある夕張山地の美唄山(美唄市有林)を源流部とし、道有林を含む森林地帯から石狩平野の田園地帯へと町内をほぼ東西に貫き、西端の石狩川につながっている石狩川水系の1級河川です。
流域の約8割が森林で、道有林はその約5割を占めています。
奈井江町は農業が盛んで、そこで奈井江川の水が利用されていることから、汚濁監視のために調査を行っています。
流域の約8割が森林で、道有林はその約5割を占めています。
奈井江町は農業が盛んで、そこで奈井江川の水が利用されていることから、汚濁監視のために調査を行っています。
固定調査箇所の情報
共和橋
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2号橋
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所在・周辺の状況
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奈井江町字奈井江
道道1130号砂川奈井江美唄線の橋
周辺は水田等の農地
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奈井江町字東奈井江
道道529号東奈井江奈井江停車場線の橋
道有林岩見沢経営区45林班内
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石狩川合流地点からの距離
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上流 6.6km
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上流 14.9km
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流域情報
「土地利用」の種類別面積割合
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「地質」の種類別面積割合
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流域面積 = 4,585 ha
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