所管区域の概要

所管区域の概要

 
  札幌建設管理部は、道央圏の空知総合振興局及び石狩振興局を所管区域とし、東西に約110km、南北に約150kmの広がりを持ち、面積は9,332平方キロメートルと全道の11%を占めています。
  また、人口は約268万人あり、全道の約50%を占めています。
 

■ 管内人口等

 

 

  空知管内の人口は、昭和35年をピークに減少し続けており、平成22年と平成27年の国勢調査で増減を比較すると、2万7,918人減少しており、減少率は8.3%となっています。

  石狩管内の人口は、道内の総合振興局・振興局別では最も多く、全道の約44%を占めています。平成22年と平成27年の国勢調査で増減を比較すると、札幌市・千歳市・恵庭市の3市は増加しましたが、その他の5市町村は減少しています。

 

(平成27年国勢調査から)

 

 

 

人 口

市町村数

面 積

空知総合振興局

     308,336人

 10市14町

  5,792km2

石狩振興局

2,375,449人

 6市1町1村

  3,540km2

 管内計

2,683,785人
(札幌市1,952,356人)

 16市15町1村
(32市町村)

   9,332km2

 全 道
(14(総合)振興局)

5,381,733人

35市129町15村
(179市町村) 

 83,424km2
(北方領土を含む)

摘 要

全道の50%

 全道の18%

 全道の11%

 

 

 

 

 

 

  

 

 注)市町村合併

 H17.10.1      石狩市・厚田村・浜益村 → 石狩市  
   H18.3.27      岩見沢市・北村・栗沢町 → 岩見沢市  

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

■ 農 業

 

 

  空知の農業は、耕地面積が11万3,700ha(H30)と全道の約10%を占め、豊かな水資源と広大な農地を活用し、全道一の作付を誇る稲作を主体に地域の特色を活かしながら、小麦・大豆など土地利用型の畑作や野菜・花きなどの園芸を取り入れた多様な水田農業を展開しています。販売農家戸数は6,641戸(H27)と全道の38,086戸の約17%を占めていますが、高齢化の進行や後継者不足などから年々減少しています。農業産出額(推計)は、水稲や野菜を中心に1,093億円(H30)と全道の約9%を占め、その内、耕種の農業産出額では十勝に次いで2位となっています。
 
  石狩の農業は、石狩川などの豊かな水を利用して、稲作を中心に発展してきましたが、昭和45年の米の生産調整を契機に、小麦、豆類などの畑作物や、野菜、花きを含めた複合化が進み、これに畜産を加えて、様々な形態の農業が展開されています。特に、米、花き、ブロッコリー、鶏卵の生産では本道農業の主要な地位にあります。農家戸数は3,105戸(H27)と全道の約7%を占めていますが、高齢化の進行や後継者不足により年々減少しています。農家一戸当たりの経営耕地面積は13.2ha(全道25.8ha)、販売農家戸数に占める兼業農家の割合は32%(全道30%)、平成29年の農業算出額は水稲、小麦、野菜等を中心に、550億円で全道の4.3%となっています。

 

 

■ 商 業

 

 

  空知管内の卸・小売業を合わせた事業所数は2,760(全道の6%)、従業者数は18,162人(全道の5%)、年間商品販売額は5,001億円(全道の3%)となっています。事業所数を従業員数別に見ると、従業員2人以下が41%、4人以下が61%、9人以下が82%となっており、小規模事業者が多数を占めています。小売業の業種別構成では、飲食料品小売業が事業所数、年間商品販売額、売り場面積で約3割、従業員数で約4割を占めています。   

 

  石狩管内の卸・小売業を合わせた事業所数は16,736(全道の36.2%)、従業者数は180,857人(全道の46.3%)、年間商品販売額は10兆8,438億円(全道の60.2%)と、札幌市を中心に集積が進んでいます。その一方で、少子高齢化・ライフスタイルの多様化など消費者の購買行動を取り巻く環境の変化により、インターネット販売やコンビニエンスストアなどの業態が増加するほか、経営者の高齢化や後継者不在などにより閉鎖した中小小売店の空き店舗の増加が課題となっています。
 

 

■ 工 業


  空知管内の平成29年の「製造品出荷額等」は約2,657億円であり、本道全体の製造品出荷額等6兆1,307億円の約4.3%を占めています。業種別では「食料品製造業」が798億円と最も多く、次いで「金属製品製造業」356億円、「化学工業」226億円、「プラスチック製品製造業」222億円の順で、これら上位4種で管内製造品出荷額等の60.3%を占めており、石炭産業から培ったものづくり技術の蓄積や地域の豊かな農産物を活用して付加価値を高める企業が、空知地域の工業を支えている現状が窺える結果となっています。   

  石狩管内工業における「事業所数」、「従業者数」及び「製造品出荷額等」を前年と比較すると、「事業所数」は1,342事業所と5事業所減少(前年比:▲0.4%)したものの、「従業者数」は5万1,326人と878人増加(同:+1.7%)、「製造品出荷額等」も1兆3,157億5,405万円と233億9,816万円増加(同:+1.8%)しています。「産業別製造品出荷額等」が全道に占める割合を見ると、「電気機械器具製造業」(構成比:81.1%)、「印刷・同関連業」(同:67.3%)及び「業務用機械器具製造業」(同:63.8%)が全道の6割以上を占めています。また、平成30年の工業等立地件数は、全道で23件の立地があり、うち5件(全道比:21.7%)とオホーツク総合振興局と並んで総合振興局・振興局別で最も多くなっています。
 

■ 観 光

 

 

  空知管内は、札幌圏と旭川圏の間に位置することから、そのいずれからも気軽に訪れることのできる観光圏として、平成30年度には約1,218万人の観光客が管内を訪れており、道内客が全体の92%、日帰り客が全体の96%を占めています。管内には、滝川市の「菜の花畑」や北竜町の「ひまわりの里」など、季節が移り替わる毎に色とりどりの花が咲き誇る「花の名所」が数多く存在しており、春から秋まで途切れなく花のリレーを楽しめるほか、農産物の収穫体験や四季折々の自然体験など、豊かな自然や道内有数の農業地帯としての強みを活かした観光も進められています。

 
石狩管内は、国際観光都市である札幌市や北の空の玄関口である新千歳空港を有するほか、支笏洞爺国立公園、 道立自然公園野幌森林公園、道民の森、石狩の海岸など魅力ある自然、豊かな農林水産物、温泉、史跡など多彩な観光資源に恵まれた、道内において国内外から最も多くの観光客が訪れる地域です。各地では、地域の資源を活かした四季折々の体験型観光やイベントの実施、地場産品によるご当地メニューや加工品開発等の取組のほか、地域が連携しながら、都市と自然との共存や空港からのアクセスの良さを活かした管内への誘客・滞在促進に向けた取組が進められています。   

 

 

 

 

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