空知の交通安全

1 交通安全推進方針

交通安全運動は、北海道の交通事故の発生状況を踏まえ、「交通安全運動の重点」を軸として、期別運動、交通安全の日等の運動、特別対策等を展開し、「交通事故のない安全で安心な社会」を目指すために、毎年推進方針を策定しています。

2 空知管内の事故発生状況

空知管内で発生する事故の発生状況を把握し、交通安全の対策につなげていきます。令和5年については、発生件数、死者数、傷者数ともに前年度を上回りました。

R5.12.31現在

発生件数死者数傷者数
R544212543
R441511497
増減27146

3 交通安全期別運動

【令和6年春の全国交通安全運動】

4月6日~4月15日
○運動の重点
1 こどもが安全に通行できる道路交通環境の確保と安全な横断方法の実践
2 歩行者優先意識の徹底と「思いやり・ゆずり合い」運転の励行
3 自転車・電動キックボード等利用時のヘルメット着用と交通ルールの遵守
○取組内容
 街頭啓発「旗の波運動」、広報車巡回放送、パトライト車両啓発、啓発ポスター・チラシの振興局庁舎へ配架・掲示、のぼり旗の振興局庁舎敷地内への 掲揚 

【令和6年夏の交通安全運動】

7月13日~7月22日
○運動の重点
1 飲酒運転の根絶
2 自転車利用時のヘルメット着用と自転車・バイクの交通事故防止
3 スピードダウンと全席シートベルト着用の徹底
4 歩行中のこども・高齢者の安全確保と高齢運転者の交通事故防止
○取組内容
 街頭啓発「旗の波運動」、広報車巡回放送、パトライト車両啓発、啓発チラシ・ポスターの振興局庁舎内への配架・掲示、交通安全旗の振興局庁舎敷地 内へ の掲揚、飲酒運転根絶の日に伴う夜の街頭啓発(岩見沢市の行事への参加)

【令和6年秋の全国交通安全運動】

9月21日~9月30日
○運動の重点
1 反射材用品等の着用推進や安全な横断方法の実践等による歩行者の交通事故防止
2 夕暮れ時以降の早めのライト点灯やハイビームの活用促進と飲酒運転等の根絶
3 自転車・特定小型原動機付自転車利用時のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底
4 バイクの交通事故防止
5 スピードダウンと全席シートベルト着用の徹底
○取組内容
 街頭啓発「旗の波運動」、広報車巡回放送、パトライト車両啓発、啓発チラシ・ポスターの振興局庁舎内への配架・掲示、交通安全旗の振興局庁舎敷地内への掲揚、飲酒運転根絶の日に伴う夜の街頭啓発(岩見沢市の行事への参加)

【令和6年冬の交通安全運動】

11月13日~11月22日
○運動の重点
1 歩行者優先意識の徹底 や安全な横断方法の実践 等による歩行者の交通事故防止
2 スリップ事故防止 と全席シートベルト着用の徹底
3 飲酒運転の根絶
○取組内容
 街頭啓発「チラシ配布」、広報車巡回放送、パトライト車両啓発、啓発チラシ・ポスターの振興局庁舎内への配架・掲示、交通安全旗の振興局庁舎敷地内への掲揚

4 飲酒運転根絶

悪質な犯罪である飲酒運転の根絶に向けて、「飲酒運転をしない、させない、許さない」という規範意識の醸成と「そして見逃さない」という視点をもって啓発活動を行っています。
○取組内容
・令和6年飲酒運転根絶の日の集い
 日時 令和6年7月12日(水)13:30~14:30(旗の波14:40~14:50)
 場所 三笠市民会館
 内容 交通安全運動関係者が参加し、飲酒根絶の地域住民への意思統一を図った。道が主催する式典と市が主催する旗の波を行った。

5 高齢者交通安全対策

高齢歩行者や自転車利用者等に対し、反射材の利用促進の街頭啓発や広報車による啓発、また高齢運転者に対しては、高齢運転者のチラシを利用した啓発、運転免許証の自主返納についての周知を図っています。また、高齢者への交通安全に関するアドバイスを行う「シルバーアドバイザー店」の登録推進を行っています。
○取組内容
・免許返納制度
 北海道内における高齢者による交通事故の抑止を図るため、運転に不安を感じる高齢者が運転免許証を自主的に返納しやすい環境づくりを行うため、自主返納をした65歳以上の方がさまざまな特典・サービスを受けられる「北海道運転免許自主返納サポート制度」を実施しています。
・シルバーアドバイザー
 高齢者による交通死亡事故の割合が増加傾向を示しており、死者数に占める高齢者の割合も高いことから、これを防止することにより、安全・安心な地域づくりに資するため、高齢者が利用する機会の多い店舗等を「シルバーアドバイザーの店」として登録し、交通安全に関する各種の啓発・情報提供等を実施しています。

6 自転車の安全利用

自転車は「車両」であるという認識の周知や自転車安全利用五則等の活用による自転車の交通ルールとマナー向上に向けた広報啓発を行っています。
令和5年4月1日から道路交通法の改正に伴い、自転車に乗車する場合はヘルメットの着用が努力義務となります。これまで以上に自転車の安全利用への普及啓発を図っていきます。

7 冬道対策

交差点、急カーブ、下り坂、わだち等における冬期のスリップ事故防止のため、スタッドレスタイヤへの早めの交換の促進、冬道の安全運転のため、庁舎にチラシの配架や広報車により、注意喚起を行っています。

8 その他

【令和6年度空知総合振興局独自の取組】

・秋の輸送繁忙期の啓発運動
 空知地区における交通事故・死亡事故の発生状況を踏まえ、秋の輸送繁忙期に子供と高齢歩行者の安全確保、高齢者の交通事故防止、飲酒運転の根絶などを運動の方針として、空知総合振興局、空知管内の各警察署、各市町及び関係機関・団体等が地域の中で連携した取り組み。
○実施期間 
 令和6年10月15日~21日
○取組内容
 啓発物品の振興局庁舎内での配架、広報車による巡回放送、パトライト等

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