令和6年度「そらちゼロカーボンジュニアキャンプ」を開催しました!

そらちゼロカーボンジュニアキャンプ概要

 空知総合振興局では、空知の魅力を学びながら子供たちのゼロカーボンへの理解増進を図るため、
地域の自然を活かしたゼロカーボンの意識醸成を図るキャンプ(合宿)を、令和5年度から開催し
ています。
 
 コンセプトは「CO2、48%を楽しく削減できる!」

 道内で唯一、環境教育等促進法に基づく「体験の機会の場」の認定を受けている「雨煙別小学校
コカ・コーラ環境ハウス」と「ハサンベツ里山」で、楽しみながら「ゼロカーボン北海道」の実現に
向けた削減目標(中期目標)の48%を目指します。

栗山町と雨煙別小学校 コカ・コーラ環境ハウスについて

 開催地の栗山町は、1985年の国蝶オオムラサキ生息北限の発見を契機に、「人と自然が共生する
まちづくり」を進めてきた地域です。
 またキャンプ(合宿)の活動場所となるハサンベツ里山は、町民が主体となって「自然が共生する
里山づくり」を目指し、整備と維持が進められてきました。
 宿泊施設の「雨煙別小学校」は、現存する道内最古級の木造2階建て校舎であり、コカ・コーラ環境
ハウスとして再生される以前から、地域住民によって守られてきた建物であり、自然環境はもちろん、
農村環境、町づくりと多角的な視点から環境教育を体験できる施設となっています。

開催概要

 令和6年度の開催内結果について、みなさんにご紹介します。
 
【実 施 日 時】令和6年(2024年)8月3日(土)~4日(日)、1泊2日
【集合・活動場所】ハサンベツ里山(栗山町桜丘3丁目)
【宿泊・解散場所】雨煙別小学校 コカ・コーラ環境ハウス(栗山町字雨煙別1-4)
【参  加  者】小学4年生~6年生 15名(定員15名)
【主     催】北海道空知総合振興局
【共     催】栗山町、特定非営利活動法人雨煙別学校
【協     力】学生地域定着推進広域連携協議会(ジモ×ガク)

 森林散策やまき割り体験を通じて、CO2の吸収源である樹木と、樹木をエネルギー(燃料)利用することでカーボンニュートラルを実現することを学んだほか、地産地消によるCO2排出量実質ゼロのゼロカーボンクッキング、廃棄物のリサイクル、CO2の見える化などの体験を通じて、楽しみながらゼロカーボン北海道につながる取組について理解を深めた2日間でした。
 今回のキャンプ(合宿)では、日常比約33%と、残念ながら目標の48%の削減は達成できませんでしたが、ひとりでは小さくてもみんなで取り組めば大きな結果が出ることを実感しました。

R6そらちゼロカーボンジュニアキャンプ開催結果1

R6そらちゼロカーボンジュニアキャンプ開催結果2

R6そらちゼロカーボンジュニアキャンプ開催結果3

R6そらちゼロカーボンジュニアキャンプ開催結果4

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