自殺対策基本法では、毎年3月を「自殺対策強化月間」と定め、国、自治体、関係団体が連携し、自殺防止に向けた集中的な啓発活動を実施しています。
北海道の自殺の現状
・北海道では、平成10年に自殺者が急増して以来、毎年1,500人前後で推移していましたが、平成22年からは徐々に減少し、令和2年には950人となりました。
・しかし、令和3年からは前年と比べて増加が見られており、令和4年の自殺者は984人でした。北海道の人口10万人あたりの自殺死亡率は19.1で、全国の自殺死亡率(17.5)よりも高い状況です。
・また、令和3年の北海道の年代別死因順位をみると、10~39歳の各年代において自殺が第1位となっています。特に、15歳~29歳では自殺が総死亡数の半数以上を占めているなど、子ども・若者の自殺が深刻な課題となっています。
令和5年度「自殺対策強化月間」岩見沢保健所の取組
パネル展の実施
- 日程:令和6年3月15日(金)~3月22日(金)
- 場所:空知総合振興局1階玄関ロビー
- 内容:自殺予防パネルの展示、リーフレットの展示
*各種相談窓口のほか、子ども・若者、自死遺族に関する内容のリーフレットもご用意しております。お気軽にお立ち寄りください。
*岩見沢保健所では、自殺予防における相談窓口の普及啓発を目的とし、リーフレット「南空知地域自殺予防相談窓口一覧~各種困り事相談窓口~」令和2年より作成しています。ご活用ください。
保健師による電話相談、来所相談
- 受付時間:月~金(土日祝を除く)9:00~17:00
- 連絡先:岩見沢保健所 健康推進課健康支援係 0126-20-0122(岩見沢市8条西5丁目 空知総合振興局2階)
- その他:費用は無料です。来所相談の場合は、事前にお電話でご連絡ください。
精神科医によるこころの健康相談(予約制)
- 日時:保健所までお問い合わせください。
- 会場:岩見沢保健所(空知総合振興局)
- 対象:本人、家族、関係者等
- その他:費用は無料です。事前に保健師が相談内容を伺います。秘密は厳守しますので、お気軽にご相談ください。
*悩みを抱えてお困りのときや、生きることがつらく感じるときは、ひとりで抱え込まず、相談してください*