いわゆる「健康食品」について
「健康食品」とは、一般的に、健康に良いことをうたった食品全般のこといいます。
しかし、本来、健康の維持や増進に必要なのは栄養バランスの取れた食生活です。
「健康食品」を利用するにあたっては、食生活に応じた適切な選択をする必要があります。
病気等により体に不安を抱えている場合は、事前に摂取の可否等について医師に相談してください。
なお、いわゆる「健康食品」と呼ばれるものには法律上の定義がありません。
「健康食品」には、一般的な食品と、国が定めた安全性や有効性に関する基準等を満たした「保健機能食品」とがあります。
「健康食品」のリスク等
「健康食品」として販売されているものの中には、原材料表示には記載されていない成分を含有している製品がある他、過去には「健康食品」の摂取によると疑われる健康被害が発生しています。
「健康食品」を購入する際は、こうした被害の発生状況も踏まえ、潜在的なリスクが存在する場合があることを認識する必要があります。
なお、「健康食品」の摂取によると思われる症状があらわれた場合は、医療機関を受診することが望ましいです。
指定成分等
食品衛生法第8第1項に規定する食品衛生上の危害の発生を防止する見地から特別の注意を必要とする成分又は物として、厚生労働大臣が次の成分等を指定しています。
- コレウス・フォルスコリー
- ドオウレン
- プエラリア・ミリフィカ
- ブラックコホシュ
体調に異変を感じた場合
「健康食品」を摂取して体調に異変を感じた際は、直ちに摂取を止めて医師に相談してください。
その他、健康被害に関するご相談については保健所へご連絡ください。
