そらちdeサイクリング/春 アクティブコース 体験レポート
噂に聞くマガンのねぐら立ちを見ようとまだ夜明け前の道を、ヘッドライトを頼りに宮島沼へ向かいました。
沼に到着し水面に目を向けると大きな中洲?と思いきやそれが全てマガン!想像以上の数です。
東の空が白みかけてきたと思ったその時「パシャッ」と数羽のマガンの飛び立つ音が、続いて「ドンッ!」という衝撃音と共に、地面が浮かび上がるような錯覚。
数万羽のマガンがほぼ同時に飛び立つ迫力は鳥肌ものです!
興奮冷めやらぬままサイクリングを再開。
周囲の畑では先ほどのマガンやヒシクイなどの渡り鳥が、旅の体力をつけるため餌をついばむ姿をしばらく楽しむことができます。
美唄の市街地を過ぎ東明公園へ。
2000本の桜が咲く、北海道有数の桜の名所で知られる公園ですが季節はまだ早いので通り過ぎ我路の集落を目指します。
かつて炭鉱で栄えた我路地区、サイクリングロード沿いに点在する廃墟にその名残を感じることができます。
自転車を降りゆっくりと歩を進めたのは昭和の時代へのノスタルジーと言いたいところですが、実のところは、次のお目当てアルテピアッツアオープンまでの時間つぶし。
アルテピアッツアでは自然の中の彫刻作品の数々を堪能し再び田園地帯へと出発。
野鳥→産業遺産→芸術作品、盛りだくさんで贅沢な一日でした。