病害虫・生理障害ファイル フシダニ科

病害虫・生理障害ファイル フシダニ科 

フシダニ科(虫えいを作らないサビダニ、虫えいを作るハモグリダニなど)

ダニ属は、通常4対の脚を持ちますが、フシダニ科の脚は2対です。
虫えいとは、虫が作る巣(ゴール)のことで、これには名前があり、○○フシと付けられていることからこの名がついています。

1 トマトサビダニ

英名:tomato russet mite

学名:Aculops lycopersici (Massee)

症状:茎葉が光沢を帯びて黒褐変(品種:キャロル10)。
オンシツコナジラミによるすす病に類似しているが、粘性はない。
ダニはくさび形状、黄褐色。

対策:高温乾燥を好むことから、高温期に発生が確認された場合、早急に防除を要するが、低温期では、増殖が鈍るので、移動、増殖が確認される場合のみ防除する。

 写真1 撮影者:志和 一也

 写真2 撮影者:志和 一也

 写真3 撮影者:志和 一也

 写真4 撮影者:志和 一也

その他特記事項:
日本では、1986年に沖縄県で初めて確認された侵入害虫である。
本種はマルハナバチや天敵等を用いた減農薬栽培のトマトハウスで多発する傾向があり、(田中ら1998),減農薬栽培推進にあたってやっかいな問題となっている。
トマトサビダニはトマトを「好みすぎる」ために,トマトが枯死するまで加害を続ける。
虫の体長はO.2ミリで非常に小さいため、肉眼では発見できない。
発育適温は26.5℃、湿度は30%と低湿度を好む。
0℃以下の条件では越冬できず、主に施設内で越冬するものと考えられる。


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