病害虫・生理障害ファイル ヨトウムシ類
英名:armyworm
ヨトウムシは、「夜盗虫」と書きます。その名の通り、4齢幼虫(蛹になる前)になると、昼は土中に潜り、夜になると這いだして植物を食い荒らします。
卵は、葉裏にまとめて産み付けられ、ふ化直後は群棲して表皮を残して葉肉部を食害します。
1 ヨトウガ
英名:cabbage armyworm
学名:Mamestra brassicae
症状:
卵が葉裏に産まれることから、発生初期は、産卵された葉のみに穴を開ける被害であるが、幼齢が進むにつれ、被害が拡大していく。食欲が旺盛なので、短期間に被害が拡大する。
対策:
施設栽培では、4mmメッシュの網を張り巡らすことで、成虫の侵入を防ぐことができる。しかし、前年発生したほ場では、蛹が土壌中で越冬していることがあるので注意する。
ふ化直後の葉裏に群生しているときに防除すると効果的である。薬剤による防除を行う場合、葉裏まで十分かかるように散布する。
その他特記事項:写真2~4:キカラシを食害するヨトウガ。
2 アワヨトウ
英名:oriental armyworm, rice armyworm, rice earcutting caterpillar
学名:Mythimna(Pseudaletia) separata
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