燃油コスト削減技術


燃油コスト削減技術


燃油コスト削減技術

空知農業改良普及センター 空知南東部支所

1.技術の特徴

空気膜フィルムハウス
■屋根面のフィルムを二重に展張し、その間にブロアーで空気を送り込んで空気の断熱層を形成することにより、ハウスの保温性を向上させる。
試験使用資材 商品名:省エネハウス(ワタナベパイプ)テキナシファイブ(0.15mm)2重

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図1  空気膜フィルムハウス
図2 ブロアー
図3 断熱層イメージ図

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図4 空気膜ハウス導入時燃油代比較
       (H19年3月18日~H19年5月8調査)
2.コスト削減効果

■由仁町現地事例(デルフィニウム栽培)では、慣行対比で約36%の燃油節減効果があった。
■導入経費は3カ年で回収が可能と試算された。
■慣行ハウスに比べ、ハウス内温度が平均で1℃高かった。

 











表1 空気膜二重構造ハウス導入におけるコスト低減効果
  1重ハウス 空気膜フィルム業者設置 空気膜フィルム自己設置
資材費労賃 施工費+資材 = 33万円 機材 3.7万円+労賃 1.6万円
農PO 10万円 = 15.3万円
燃料代 \94/? 33万円×3年 21万円×3年 21万円×3年
合 計 99万円 96万円 78.3万円

※ 3ヵ月加温を3年間・300mハウスで試算 (H19年3月18日~H19年5月8調査)

3.本技術使用上の注意点

■午前の気温の上昇が激しいので、温度管理に注意する。

4.生産者の声

■燃料の消費量が明らかに少なく、ハウス内も暖かく感じる。導入ハウスは3棟増やした。
■今年で3年目となるが、慣行のハウスよりフィルムの汚れが少ないと感じる。
■2棟目から自分で設置したが、フィルムの張り方が難しい。
■風雪に対する強度も問題なく、初期コスト以外にデメリットは感じられない。

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