越冬による種苗コスト削減


越冬による種苗コスト削減


シネンシス系デルフィニウムの越冬による種苗コスト削減

空知農業改良普及センター中空知支所

1.技術の特徴

■慣行は5月、6月中旬までに定植ものは秋までに1番花、2番花まで採花。
■春定植後、一番花、2番花を採花した株を越冬し、翌春に1回採花するタイプ。
■夏に定植し、秋に1回採花した株を越冬し、翌春に1回採花するタイプ。

2.コスト削減効果

■春雪を除雪して定植する作業が省略できる。
■越冬株は芽吹きが良く、採花本数が多い。
■種苗費削減  越冬するとプラグ苗代、100坪ハウスで24万円~48万円削減。 
          5月に定植するタイプだと2回分の苗代の削減に繋がる。

3.本技術使用上の注意点

■秋あまり遅くまで収穫をおこなってから越冬すると、春の株の芽の立ち上がりが悪い場合がある。
■排水性の悪いほ場も越冬株の株枯れが出やすいので排水の良いほ場での栽培が重要
■越冬前にある程度株を作っておくと、越冬後の立ち上がりが良い。

4.本技術を使用した生産者の声

■越冬株により5月下旬から6月上中旬に採花できる。定植してこの時期に採花するためには、3月上旬に定植になるため、ハウスの除雪等暖房代を考えるとかなりコスト削減になる。
■水稲作業が4月から6月始めまであり、越冬株により、忙しい4月、5月がハウス管理程度ですむので、作業競合を避けることができる。
■5月下旬から6月上中旬の販売単価がある程度安定していて、本数も多く採花できる。

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2009年4月下旬の株
2009年5月下旬の株
2009年11月下旬の株

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