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「空知総合振興局森林室」の沿革、庁舎、カラマツ外壁について紹介します。 |
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年 |
道有林野の整備・管理 |
林業普及指導事業 |
昭和22年 |
岩見沢、滝川林務署の設置 |
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昭和25年 |
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林業普及指導事業発足 |
昭和35年 |
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林業指導事務所の設置(岩見沢、美唄、栗山、砂川、新十津川、深川、多度志、沼田) |
昭和37年 |
当別林務署の設置 |
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昭和38年 |
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岩見沢と美唄、深川と沼田が統合し、岩見沢地区、深川地区林業指導事務所となる。 |
昭和40年 |
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新十津川が新十津川地区と改称 |
昭和44年 |
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岩見沢地区と栗山、深川地区と多度志が統合し、南空知地区、北空知地区林業指導事務所となる。 |
昭和45年 |
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新十津川地区と砂川が統合し、中空知地区林業指導事務所となる。 |
平成4年 |
当別林務署を岩見沢林務署に統合 |
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平成6年 |
岩見沢林務署を岩見沢道有林管理センター、滝川林務署を岩見沢道有林管理センター滝川林務署に改称 |
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平成14年 |
空知森づくりセンターとなる |
平成22年 |
空知総合振興局森林室へ改称する |
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空知総合振興局森林室は、JR函館本線の北側、道道美唄達布岩見沢線の西側に位置し、岩見沢総合体育館にも近く、緑豊かな住宅地に囲まれた場所にあります。 平成8年に、道産材使用建築物の普及宣伝を兼ねて、周囲の環境に調和しながら、かつ、市民の関心を喚起するのに十分な、存在感のある大型木造建築物として、大断面集成材とカラマツ外壁材を用いた庁舎が建てられました。
勤務時間中は開放していますので、どなたでも遠慮なく、木の温もりと素晴らしさを見学に来てください。 |
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主要構造部材に大断面集成材を使用
道有林産アカエゾマツの大断面集成材を使用しました。 |
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ホール正面のレリーフ「森の護神」 |
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事務室
明るく、暖かみのある広い空間となっています。 |
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2階会議室
正面のレリーフはアカエゾマツを用いています。 |
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庁舎の建築仕様の概略は次のとおりです。 |
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構造 |
木造一部二階建、延床面積656.2平方メートル |
主構造材 |
大断面構造用集成材 (道有林産天然アカエゾマツ使用)
ボルト接合ラーメン構造 |
外壁 |
カラマツ羽目板(幅95ミリメートル、厚18ミリメートル、表面保護着色剤塗)
一部ガリバリウム鋼板 |
開口部 |
ウッドサッシ(道産キハダ材使用) |
屋根 |
ガリバリウム鋼板葺 |
内装仕上材
床 |
ナラ材フローリング(厚15ミリメートル、幅50ミリメートル、乱尺) |
壁 |
事務室 エゾマツ羽目板(12.5ミリメートル厚)及びビニールクロス貼
所長室 ナラ突き板合板 |
天井 |
事務室 カバ材銘木突き板合板 |
階段 |
タモ集成材踏板使用 |
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空知総合振興局森林室の庁舎は、平成8年に大断面集成材を用いた木造建築として建てられました。
中でも庁舎北側の外壁はカラマツ間伐材のパネルボードが用いられ、木材保護着色剤を平成11年に一度塗り替えて、現在も美しい装いを見せています。以下の写真は現在の状況と使用した材料です。 |
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カラマツ外装材壁の外観(遠景) |
カラマツ外装材壁の外観(近景) |
使用されたカラマツ外壁材の断面 |
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