空知の交通安全

1 交通安全推進方針

 交通安全運動は、北海道の交通事故の発生状況を踏まえ、「交通安全運動の重点」を軸として、期別運動、交通安全の日等の運動、特別対策等を展開し、「交通事故のない安全で安心な社会」を目指すために、毎年推進方針を策定しています。

2 空知管内の事故発生状況

 空知管内で発生する事故の発生状況を把握し、交通安全の対策につなげていきます。令和4年については、発生件数、死者数、傷者数ともに前年度を上回り、特に冬場のスリップ事故が原因の死亡事故が増加しました。

R4.12.31現在        

発生件数死者数傷者数
R441511497
R3
398477
増減1720

3 交通安全期別運動

【春の全国交通安全運動】

 新入学(新学期)を迎える子供や活動期に入る自転車利用者の事故防止を図るための活動を行っています。
 ○運動の重点
  1子供を始めとする歩行者の安全確保
  2歩行者保護や飲酒運転根絶等の安全運転意識の向上
  3自転車の交通ルール遵守の徹底と安全確保
  4スピードダウンと全席シートベルト着用
 ○取組内容
  街頭啓発「旗の波運動」、広報車巡回放送、パトライト車両啓発、啓発ポスター・チラシの振興局庁舎へ配架・掲示、のぼり旗の振興局庁舎敷地内への掲揚 

【夏の交通安全運動】

 観光・夏型レジャー等に伴う事故防止、バイクによる事故防止及び飲酒運転根絶を図るための活動を行っています。
 ○運動の重点
  1飲酒運転の根絶
  2バイク・自転車の交通事故防止
  3スピードダウンと全席シートベルト着用
  4子供と高齢者の交通事故防止
 ○取組内容
  街頭啓発「旗の波運動」、広報車巡回放送、パトライト車両啓発、啓発チラシ・ポスターの振興局庁舎内への配架・掲示、交通安全旗の振興局庁舎敷地内へ の掲揚、飲酒運転根絶の日に伴う夜の街頭啓発(岩見沢市の行事への参加)

【秋の全国交通安全運動】

 夕暮れ時と夜間の高齢歩行者・自転車の事故防止等を図るための活動等を行っています。
 ○運動の重点
  1子供と高齢者を始めとする歩行者の安全確保
  2夕暮れ時と夜間の歩行者事故等の防止及び飲酒運転の根絶
  3自転車の交通ルール遵守の徹底  
  4スピードダウンと全席シートベルト着用

 ○取組内容
  街頭啓発「旗の波運動」、広報車巡回放送、パトライト車両啓発、啓発チラシ・ポスターの振興局庁舎内への配架・掲示、交通安全旗の振興局庁舎敷地内への掲揚、飲酒運転根絶の日に伴う夜の街頭啓発(岩見沢市の行事への参加)

冬の交通安全運動

 凍結路面でのスリップ事故防止等を図るための活動等を行っています。
 ○運動の重点
  1子供・高齢者をはじめとする歩行者の安全確保
  2スリップ事故防止と全席シートベルト着用
  3飲酒運転の根絶
 ○取組内容
  街頭啓発「チラシ配布」、広報車巡回放送、パトライト車両啓発、啓発チラシ・ポスターの振興局庁舎内への配架・掲示、交通安全旗の振興局庁舎敷地内への掲揚

4 飲酒運転根絶

 悪質な犯罪である飲酒運転の根絶に向けて、「飲酒運転をしない、させない、許さない」という規範意識の醸成と「そして見逃さない」という視点をもって啓発活動を行っています。
 ○取組内容
  ・令和4年飲酒運転根絶の日の集い
   日時 令和4年7月13日(水)11:00~11:30(旗の波11:30~12:00)
   場所 芦別市
   内容 管内市の持ち回りにより毎年交通安全運動関係者が参加し、飲酒根絶の地域住民への意思統一を図っている。道が主催する式典と市が主催する旗の波を行っています。

5 高齢者交通安全対策

 高齢歩行者や自転車利用者等に対し、反射材の利用促進の街頭啓発や広報車による啓発、また高齢運転者に対しては、高齢運転者のチラシを利用した啓発、運転免許証の自主返納についての周知を図っています。また、高齢者への交通安全に関するアドバイスを行う「シルバーアドバイザー店」の登録推進を行っています。
 ○取組内容
  ・免許返納制度
   北海道内における高齢者による交通事故の抑止を図るため、運転に不安を感じる高齢者が運転免許証を自主的に返納しやすい環境づくりを行うため、自主返納をした65歳以上の方がさまざまな特典・サービスを受けられる「北海道運転免許自主返納サポート制度」を実施しています。
  ・シルバーアドバイザー
   高齢者による交通死亡事故の割合が増加傾向を示しており、死者数に占める高齢者の割合も高いことから、これを防止することにより、安全・安心な地域づくりに資するため、高齢者が利用する機会の多い店舗等を「シルバーアドバイザーの店」として登録し、交通安全に関する各種の啓発・情報提供等を実施しています。

6 自転車の安全利用

 自転車は「車両」であるという認識の周知や自転車安全利用五則等の活用による自転車の交通ルールとマナー向上に向けた広報啓発を行っています。
令和5年4月1日から道路交通法の改正に伴い、自転車に乗車する場合はヘルメットの着用が努力義務となります。これまで以上に自転車の安全利用への普及啓発を図っていきます。
 ○取組紹介
  ・自転車ステッカー
   必要な管内市町に配布し、市町主催の交通安全教室などで使用していただきました(令和3年実施)。

7 冬道対策

 交差点、急カーブ、下り坂、わだち等における冬期のスリップ事故防止のため、スタッドレスタイヤへの早めの交換の促進、冬道の安全運転のため、庁舎にチラシの配架や広報車により、注意喚起を行っています。

8 その他

【空知総合振興局独自の取組】

・秋の輸送繁忙期の啓発運動
 空知地区における交通事故・死亡事故の発生状況を踏まえ、秋の輸送繁忙期に子供と高齢歩行者の安全確保、高齢者の交通事故防止、飲酒運転の根絶などを運動の方針として、空知総合振興局、空知管内の各警察署、各市町及び関係機関・団体等が地域の中で連携して、実情に応じた交通安全運動に取り組みます。
 ○実施期間 
  令和4年10月18日~24日
 ○取組内容
  商業施設での街頭啓発(チラシ、ティッシュ、夜光反射材の配布)、広報車による巡回放送、パトライト、パネル展等

 
  

・令和4年交通安全運動パネル展
 期間 令和4年10月17日 11:00~21日 14:30
 場所 空知合同庁舎1階ロビー
 内容 高齢者の交通安全、自転車の交通安全、事故発生写真、夜光反射材のパネル展示や関係リーフレット、ティッシュ及び夜光反射材等啓発物の配架やスコープライトによる夜光反射材の見え方の体験をしていただきました。

・街頭啓発
 期間 令和4年10月18日 11:00~11:40
 場所 長沼町道の駅「マオイの丘公園」
 内容 道の駅を訪れる来館者に対し、長沼町と連携して、交通安全啓発物資を配り、安全運転の街頭啓発を行いました。

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