そらち炭鉱(やま)の記憶をめぐる 歴史をたどる 一泊コース

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赤平から歌志内へ。たっぷり遊びながら、炭鉱の歴史も学べる旅へ。

cp1b_4.jpg1日目は、エルム高原家族旅行村を拠点に赤平市内ツアーを楽しむ。

2日目は空知の中でも古い炭鉱の歴史を持つ歌志内へ。
“空知”の名を冠するこのまちの炭鉱は、地形を生かし立坑・選炭工場などを沢沿いに展開し、石炭生産システムの教科書のような存在だった。

山懐に抱かれた谷あいのまちを訪ね、炭都の歴史に触れてみよう。

※詳細な地図はこちらをご覧ください。(PDFファイル:469KB)

経路

岩見沢→→道央道→ root38.gif→→エルム高原家族旅行村+赤平ツアー(泊)→→ root38.gifroot114.gif→→悲別ロマン座→→ root114.gifroot691.gif→→郷土館ゆめつむぎ→→ root691.gif→→こもれびの杜記念館→→ root691.gif→一般道→→空知炭鉱立坑→→ root114.gif→→道の駅・うたしないチロル(昼食)→→ root114.gifroot627.gifroot12.gif→→すながわスイートロード

1日目

10:00  エルム高原家族旅行村+赤平ツアー(泊)

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札幌から道央道で岩見沢を経由し、滝川ICで降りる。国道38号を赤平方面へ、国道沿いのお城「徳川城」を左折。本日の宿泊地、「エルム高原家族旅行村」に直行しよう。キャンプ場、コテージの宿泊施設のほか、温泉も隣接している気持ちのいい、文字通り「ゆったり」できる人気のキャンプ場だ。チェックイン後は、旅行村内でキャンプライフを満喫するもよし、赤平市内ツアーも面白い。下記オプショナルツアーのメニューをご参考に。※オートキャンプ場13:00~、コテージ15:00~チェックイン

旅行村から行ける、すぐそこの赤平オプショナルツアー

  • 幌岡SOUKO(よりみちの駅)
    国道38号沿いにある「徳川城」の向かい、ローソン隣。オススメは、名物「じゃガ~ル」。ドライブのおやつに、お酒のおつまみに、片手で食べられるお手軽フードだ。また地元の農産物の直売やお弁当メニューも充実。地元情報もここで仕入れてから赤平ツアーへ!
  • いたがき
    素材と手仕事へのこだわりを大切にした革製品を製造・販売。使う程に馴染む「タンニンなめし」の革を使って丁寧に仕上げられたその製品は高い評価を得ている。ショールームを覗いてみよう。
  • ズリ山階段
    赤間炭鉱坑内から出た石を積み上げたズリ山。ズリ山階段としては、日本一の777段。途中にはベンチも設置されているので、休憩をとりながら登ってみよう。頂上の展望広場からは、赤平市内、芦別岳、十勝岳までを一望できる“ごほうび”も待っている。
  • 赤平オーキッド
    赤平バイパスを通り、空知川に架かる百戸橋の手前で右折、約700mで、胡蝶蘭栽培で有名な「赤平オーキッド」に到着。直営ショップもあるので、ぜひ覗いてみたい。フロアいっぱいの胡蝶蘭は、壮観。
  • 独歩苑
    文豪・国木田独歩が1895(明治28)年に来訪し「空知川の岸辺」を著した場所。1956(昭和31)年に「国木田独歩曾遊地」の碑が建立された。四季の花々が公園を彩り、空知川の景勝ポイントともなっている。
  • 旧住友赤平炭鉱立坑櫓
    赤平駅裏を走る道道227号沿いに建つ立坑。1963(昭和38)年に総工費20億円をかけて建設され、1994(平成6)年の閉山時まで使用。かつてこの立坑は炭鉱名がネオンサインで灯され、炭都赤平市のランドマークでもあった。
  • 自走枠整備工場内の採炭用機械類
    自走枠とは、それまで坑木にたよっていた採炭現場の安全性を高め効率的に大量掘削するためにつくられた金属製の大型機械枠のこと。 天盤を支えながら上下動するとともに、石炭を掘削する採炭機械ドラムカッターに合わせて前後に移動(自走)する。1960年代後半から、採炭現場における能力向上を飛躍的にアップさせた。さまざまな機械類を間近に見て、触れることのできる機会は、貴重だ。※見学は事前に赤平市に問い合わせを。

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2日目

10:00 悲別ロマン座

今日は、三笠市、夕張市と並んで空知の中でも最も早くに開発された炭鉱まち、歌志内市へ向かってみよう。赤平バイパスから国道38号との分岐をJR赤平駅方面へ右折。駅前のT字路を左折し、芦別方面へ。道道114号との交差点を右折し歌志内方面へ。歌志内トンネルを抜けて間もなく左手に「悲別ロマン座」が見えてくる。旧住友上歌志内鉱の職員厚生施設(映画館)だ。オープンは、1953(昭和28)年。全盛時には一流歌手のショーなどが催され大勢の市民で賑わったという。1984(昭和59)年、テレビドラマ「昨日、悲別で」のロケ舞台で使用され、多くの人が訪れるようになった。

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10:30 郷土館ゆめつむぎ

道道114号を直進し、道道691号との交差点を右に。300mほどで「郷土館ゆめつむぎ」に到着。ここでは、炭都として栄えた歌志内の歴史や文化を、立体映像やパソコン検索などの最新技術を駆使して紹介している。立体ハイビジョンによるシアターや坑内まっくら体験室、大型採炭機械の実物展示が体感できる。また、収蔵展示室にはレトロな家財や電化製品なども展示。懐かしの昭和がいっぱいだ。

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11:30 こもれびの杜記念館

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郷土館ゆめつむぎから道道691号を引き返し、2本目の道路を山側へ左折すると、突き当たりに「こもれびの杜記念館」。1897(明治30)年、北海道炭礦鉄道株式会社が空知炭鉱の社員合宿所として建設後、幾度となく増改築を重ね1949(昭和24)年には別館が建築された。1954(昭和29)年には社員合宿所を分離・改造し、接待専用クラブとなり、炭鉱本社幹部、来賓等、限られた人達の接待、会食、宿泊等の迎賓館として閉山まで使用された。皇室関係者や著名人も訪れたことがある由緒ある建物。

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12:00 空知炭鉱立坑

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再び道道691号へ戻り、赤歌警察署のある交差点を直進。本日のハイライト、「空知炭鉱立坑」へ。1890(明治23)年、開坑。空知管内最後の坑内掘り炭鉱だったが、1995(平成7)年に閉山し、百余年の歴史に終止符を打った。現在の立坑は、本体を壁で覆う当時の最新技術を用いた構造を採用し、1960(昭和35)年竣工から1995(平成7)年の閉山まで使用されたもの。

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12:30 道の駅・うたしないチロル(昼食)

赤歌警察署の交差点へ戻り、道道114号を砂川方面へ左折。4kmほどで「道の駅うたしないチロル」に到着。レストラン「食べ処チロル」では、北海地鶏丼やコラーゲンたっぷりの北海地鶏塩ラーメンなどメニュー多数。地元名物のなんこ定食やなんこ丼も人気。隣接して温泉「チロルの湯」もあるので、旅の疲れはここで流していこう。

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15:00 すながわスイートロード

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道道114号から道道627号国道12号へ。「すながわスイートロード」には、国道12号を中心に8社11店舗の菓子店が広がる。創業100年を超える老舗、全国的に有名なお店、オリジナルの菓子作りに挑戦するお店など、各店こだわりの菓子が並ぶ。車中のおやつに、お土産に、よりどりみどりのスイーツで旅を締めくくり。


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