空知総合振興局では、1998年から、空知ならではの「炭鉱の記憶」*を広域的な地域づくりに活かそうという政策に取り組んでおり、市民レベルでも草の根の活動が展開されています。
また昨今は炭鉱遺産の捉え方も多様化し、地域外の人から脚光を浴びるようになってきました。
このような流れの中で、炭鉱の記憶により地域内外の交流を生み出す指針として、「元気そらち!産炭地域活性化戦略」が策定されました。
炭鉱の記憶
空知地域の炭鉱が栄えた当時の姿・様子(産業・石炭生産の姿、まちなみ・風景、炭鉱に働く人々の働く姿・暮らし・文化など)を、現在に語り継ぐ、様々な記録や情報
基本的な考え方
「まち力」「創造都市」「地域マネジメント」の3つがキーワードです。 炭鉱遺産という固有の資源により地域外の人々を地域内に引きつけることをスタート地点とし、地域外からの刺激を仲人役が仲介することで地域内の人々が触発され、地域の誇りが回復され、それが再び地域外の人々からの視線を集めるという循環が生まれることを目指します。
戦略
集中して展開する14の拠点を選択し、これらの拠点を、テーマ性を持った5つのルートにネットワーク化することで、観光目的の色彩が強い層・知的好奇心や動機がある層のどちらにも着目してもらえるようにしました。
目標
集中して展開する14の拠点を選択し、これらの拠点を、テーマ性を持った5つのルートにネットワーク化することで、観光目的の色彩が強い層・知的好奇心や動機がある層のどちらにも着目してもらえるようにしました。