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空知の概要

農業

写真:美唄市米穀乾燥調整貯蔵施設
美唄市米穀乾燥調整貯蔵施設

 空知管内は、耕地面積が11万5,500ha(H23)と全道の約10%を占め、稲作を主体に地域の特色を生かしながら、野菜や花などを取り入れた様々な農業が展開されています。
 管内の農家戸数は9,301戸(H23)と全道の約18%を占めていますが、高齢化の進行や後継者不足などから年々減少しています。
 管内の農業産出額は、水稲や野菜を中心に1,089億円(H18)と全道の約10%を占め、振興局別では十勝、網走、上川に次いで第4位となっています。
 
 水稲の作付面積は、5万700ha(24年産)と全道の45%を占めています。安全・安心で良食味な米の生産に取り組んでおり、また、地域ごとに統一した栽培基準を定めるなどブランド米づくりを進めています。
 近年では、直播(ちょくはん)向けの品種導入や暗渠を利用した地下かんがい技術など、革新的な技術開発により、省力化、低コスト化を進める水稲の直播栽培が増加しています。

 畑作物については、水田の転作として作付けられる小麦や大豆などが多く、特に、大豆は全道一の作付け、小麦は十勝・網走についで道内3位の作付けとなっています。また、そばについても、道内有数の産地となっています。
 また、野菜や花きは、水田農業における所得確保の手段として作付され、このうち、トマト、はくさい、メロン、なす、ねぎ、きゅうり、かぶ、たまねぎ等が道内有数の産地となっています。
 また、管内では道の「YES!clean表示制度」に全道一の90集団(19市町・延べ2,746戸)が登録するとともにエコファーマーの登録者数も全道の31%を占める2,485人となるなど、安全・安心で良質な農産物の生産・供給といったクリーン農業の推進に積極的に取り組んでいます。

 農業農村整備事業については、管内は泥炭土壌が多いことなどから、農産物の安定生産や食糧自給率の向上に向けて、排水改良などの事業に積極的に取り組んでいます。
 平成24年は、89地区において、ほ場・用排水路等の整備(104億円・全体の9割)や、農地の保全・防災、農村公園の環境整備、農道整備など109億円の事業費で、活気と活力ある農業・農村づくりに向けた様々な事業が実施されています。

 管内では、グリーンツーリズムの取組が積極的に展開されています。札幌圏に近いという地の利を生かし、農産物の直売所や農作業体験の受入施設などグリーンツーリズムの関連施設が全道の約4分の1を占める597施設が設置されています。
 特に、長沼町や広域市町村で取り組まれている「そらちDEい~ね」による修学旅行生の受入が先進的に取り組まれています。
 また、管内では、地産地消や食育の取組等も広がっています。地域の食材を活用したこだわりのお店を認定する「北のめぐみ愛食レストラン」制度には36軒登録されているとともに、食文化や食品加工などの名人を登録する「食づくり名人」制度には17名が登録されるなど積極的に取組が進められています。
 さらに、とれたての農産物を販売する産直事業者は180者、また、加工事業者は120者あり、農産物の付加価値を向上させる取組が進められています。